施主の思い
伝統的日本家屋にモダンデザインを
京都の町家が持つ伝統的な日本家屋の美しさに、モダンな外観と町屋の内観による、デザインのギャップで意外性を出したいと思いました。
建築家はこう作った
外観はスタイリッシュに、内装は伝統的に
外観はスタイリッシュな片流れ屋根を持つ洋風の仕様としながら、一歩玄関を入ると雰囲気を一変させ、高い吹き抜けの通りに和をもつ町屋の風情となるように計画しました。玄関に存在感のある「くつぬぎ石」を置いて空間作りも。
肝となっているのは、黒い梁や柱と白い塗り壁のバランスの良いコントラスト。この正当な和テイストのバランス配分には、腐心しました。
伝統的な日本を表現するしつらい
くつろぎの空間である1階のリビングは畳を敷き込み、本格的な炭火を楽しめる囲炉裏を配置しました。
地下の広々とした造作の風呂では、ヒバの香りに囲まれ、信楽焼の浴槽で上質なくつろぎの時を過ごせます。
和を住まいに取り入れることで、わびさびを感じさせ、生活に奥行きが出る。そんな空間に仕上がりました。
住宅基本情報
所在地 | 北海道 | 構造 | 木造2階RC造地下1階 | 延べ床面積 (㎡) |
303.71㎡ |
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