施主の思い
心からくつろげる家
これから先の人生のすべてを包み込み、家族の健康を守り、安心して子どもを育てられ、心からくつろげる家を作ってほしいです。
子どもにお茶を楽しんでほしい
普段の生活の中で、子どもにもお茶を楽しませたいと思っているので、茶室は作ってほしい。
建築家はこう作った
覚悟の家をテーマに、調和を意識
オーナーのご夫妻の家づくりに対する大きな希望を受けて、テーマを覚悟の家と定めました。上質な国産材を使用し、社寺建築に学んだ一流の大工の技を駆使して、調和のとれた美しい家を作りました。
上質な国産材
天井は上質な杉板張り、床や建具は木目が美しいタモ材を使用。国産の無垢の木材を用途に応じて使い分けた。見た目の麗しさ、肌に触れた時のやさしさ、独特な木の香り、無垢の木の魅力が心と体をときほぐすように設計しました。
心を軽やかにするしつらい
リビング・ダイニングは日本建築の美しさを体現しました。繊細に仕上げた障子からはやわらかな光を取り込み、障子を開ければ、施主こだわりの野趣に富んだ中庭の四季折々の彩りが広がる。
要望のあった茶室は、書斎の延長線上に配置しました。
空間の個性と調和
社寺建築に学んだ一流の大工の技を駆使して、家具や建具にいたるまで一貫して製作をしました。それによって、一つひとつの空間の個性を存分に発揮しつつも、それらが調和する美を体現することができました。
街の喧騒から隔絶されたまさに旅館のような家ともいえる上質なプライベート空間に仕上がり、本物の素材の美しさに包まれる、贅沢な邸宅が完成しました。
住宅基本情報
所在地 | 神奈川県 | 構造 | 木造2階建 | 延べ床面積 (㎡) |
332.75㎡ |
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