自宅にバーカウンターがある魅力
お酒を飲みながらゆったりと大人の時間を過ごす。そういった時間をお洒落なレストランやバーで過ごすのもよいですが、自宅で味わえるとしたらこれほど贅沢なことはないでしょう。お店さながらのバーカウンターが自宅にあり、周りの目を気にせず友人か家族とお酒を楽しめる。そんな憧れのライフスタイルが実現できる自慢の豪邸を建ててみてはいかがでしょうか。
自宅にバーカウンターがある家の施工事例
外の景色を眺めながらラグジュアリーな雰囲気で
2階一角に設置した、大人な雰囲気漂うバーコーナー。カウンター席の正面には街並みを見渡せる大枠の窓を設け、景色の美しさに浸りながら、じっくりお酒が楽しめるよう設計されています。カウンターを照らすワンポイントの照明が、空間をより一層ラグジュアリーな雰囲気に。自宅とは思えぬ本格的なバーカウンターで味わえるお酒は、この上ない格別なものになるでしょう。
スペースを活かしたラフなスタイルで
リビングとダイニングの境界部分に設置されたバーコーナー。自宅のメインスペースと同居するラフなスタイルなので、友人や家族と気軽にお酒を楽しめる空間となっています。スペースを有効的に活用した、アイデア溢れる独創的な造りが魅力のバーカウンターです。
プライベート感満載の隠れ家スタイルで
あえて窓を設けず、人の目が入らない空間にすることによってよりプライベート感を高めています。シックなデザインのなかに赤のシートをワンポイントとして設けることで、お洒落度もアップ。落ち着いた雰囲気のなかで楽しむお酒は、仕事で溜まった疲れやうっぷんをも忘れされてくれるでしょう。
こだわりたいアイテム・設備
自宅にバーカウンターを設置するにあたり、準備しておきたい設備やおすすめのアイテムを紹介します。
カウンターチェア
大前提の必需品として用意しておくべきアイテムですが、せっかくお洒落なバーカウンターを自宅に設置したのなら、チェアにもこだわりを見せておきたいところ。テーブルの高さを考慮しつつ、周囲との色や質感のバランスも整えておくとよりお洒落に演出することができます。
グラス
お酒を飲むのに欠かせないグラスですが、お酒の種類によって最適なグラスというものは変わってきます。最低限揃えておきたい基本的なグラスは以下の通りです。
- ビアグラス
- カクテルグラス
- ワイングラス
- シャンパングラス
- ショットグラス
他にもたくさんの種類があるので、コレクションとして様々なグラスを集めてみるのもよいでしょう。それも楽しみの一つです。
照明
雰囲気を演出するのに欠かせないのが照明です。大人のムード漂う雰囲気にしたいのか、それとも誰でも気軽に腰かけられるようなラフなスタイルにしたいのかによって、照明の種類も変わってきますが、おすすめなのは暖色系の間接照明です。気軽にとはいっても、ガヤガヤするのはナンセンス。あくまでも豪邸に相応しいバーカウンターを設けるなら落ち着いた雰囲気の空間をつくるのがベストです。部屋一体のデザインや雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。
豪邸にバーカウンターを作るメリット
ひとりでゆったりとくつろぎの時間を楽しむのも良し、家族と語り合う場にするのも良し。ゲストが来た際のおもてなしとしても活躍するなど、さまざまなシーンの時間を彩るバーカウンター。
豪邸にバーカウンターを作ると、さまざまなメリットを得られます。
時間を気にせずお酒が飲める
帰宅時間にとらわれずお酒を楽しめるのが最大の利点です。終電時間を気にしたりタクシーに乗ったりするために気を張る必要もないので、心からリラックスした時間を過ごせるでしょう。
小さなお子さんのいる家庭なら、子どもを寝かしつけたあとに夫婦水入らずの時間を楽しむこともできます。
こだわりのお酒やあてを楽しめる
おつまみや飲み物に妥協したくないグルメな方にもバーカウンターはおすすめです。海外や地方から好みのお酒を取り寄せたり、こだわりの食材を用意したりして贅沢なひとときを過ごせます。
外食や外での晩酌が好きではない方にとってもぴったりです。
家族との会話が増える
仕事や家事、育児にと、毎日お互いが忙しくしている家族にとって、バーカウンターがコミュニケーションの場となります。普段はあまり会話をしないすれ違い気味の家族も、お酒を楽しみながらゆったりと語らう時間が生まれるでしょう。
お酒好きな人が複数いる家庭なら、家族のイベントごとに乾杯を交わす場所になります。
ホームバーの種類
ホームバーは、楽しみ方によってデザインや設計もさまざまです。自分だけのこだわりのホームバーを作るために、どんな種類があるかチェックしておきましょう。
カウンターキッチン
カウンタータイプの対面キッチンを、ホームバーとして使える仕様にしたのがカウンターキッチン型のホームバーです。
キッチンに併設すれば場所を取りませんし、冷蔵庫や洗い場、コンロなどの調理設備が整っているため、カウンター越しにおつまみを提供することもできます。フラットタイプのキッチンなら、ダイニングとの一体感が出てよりおしゃれな雰囲気を創り出せます。
飲み終えたグラスや使った食器をすぐにしまえるのもポイントです。
日中は、カウンターで食事やカフェタイムを楽しめるのも魅力。お酒を飲まない家族も活用できます。
ラウンジタイプ
自宅のリビングなど、広々とした空間をバーとして利用する方法です。高級ホテルのラウンジのように、ソファに深く腰掛けてお酒を楽しめます。
ソファに合わせて、ローテーブルや低めのサイドテーブルがあればおつまみもおけますね。
ただし、飲み物やおつまみはキッチンで用意して、トレーなどで運ばなくてはなりません。キッチンとリビングが隣り合っているか、続きになっている設計の家におすすめです。
ミニバー
部屋の一角に専用のバーカウンターを設ける方法です。ボトルやグラスを並べる棚を設置すれば、本格的なバーのようになるでしょう。
小型の冷蔵庫があれば飲み物を冷やしたり氷を使ったりする際に便利。照明やチェアにこだわれば、洗練された大人の雰囲気になります。
趣向を凝らして、書斎やオフィスの片隅にミニバーを設置するのも人気です。仕事終わりにウイスキーやブランデーを楽しむといった、海外ドラマのような趣も味わえます。
ホームバーのインテリアのこだわりポイント
せっかく豪邸にホームバーを設けるのですから、家具やインテリアにもこだわりたいものです。
ここでは、自分の理想に近づけるためのこだわりポイントについてお伝えしていきます。
内装にこだわる
ホームバーの目的は、主に夜間お酒を楽しむことです。そのため、ホームバーの内装はシックで落ち着きのある雰囲気が好まれます。カウンターやキッチンはモノトーンやダークブラウン、グレーなど、シックな色合いを選ぶと良いでしょう。
ただし、カウンターキッチンの場合、キッチンの内装と合わないとカウンターだけが浮いて見えてしまいます。白やナチュラルカラーを基調としたキッチンであれば、カウンターもそれに合わせて白をベースにすると良いでしょう。
照明にこだわる
雰囲気のある照明づくりもホームバーの楽しみの一つです。温かみのある電球色の照明を選ぶと、本格的なバーのような空間が出来上がります。
カウンター棚の後ろを間接照明にする、シャンデリアを設置すると高級感や重厚感が出るので、自分のイメージに合わせた照明をチョイスしてみてください。ホームバーに合った、デザイン性の高い照明器具を探す楽しみも生まれます。
収納にこだわる
バーカウンターと言えば、カウンターの後ろの棚をイメージする方も多いでしょう。
街中のバーのように、壁に沿った棚にお酒やこだわりのグラスを並べると、より本格的な雰囲気に仕上がります。ボトルやグラスを扉付きの棚に収納するのも良いですが、あえてディスプレイのように「見せる収納」にすれば、一段とおしゃれさがアップするでしょう。
吊り棚にワイングラスやシャンパングラスを下げるのもおすすめです。エアプランツと一緒に飾ればスタイリッシュで洗練された趣が出ます。