豪邸を建てる » 豪邸のこだわりを知る » 観葉植物で豪邸に安らぎをプラス
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豪邸の格を上げるおすすめの観葉植物

こだわり

アレカヤシ

高級レストランや一流ホテルなどで目にするアレカヤシは、アフリカなどの亜熱帯地域で生息する観葉植物です。大きな翼が羽根を広げているような葉と真っ直ぐ伸びた茎が特徴的。「コガネタケヤシ」や「ヤマドリヤシ」などとも呼ばれています。耐陰性に優れており半日陰でも管理できるため、比較的育てやすい樹種だといえるでしょう。

インドゴム

インドゴムは数ある観葉植物の中でも人気の高い樹種で、肉厚で大きな楕円の葉が可愛らしいです。ツヤのあるダークグリーンの葉は存在感抜群で、1枚20cm~30cmほどの大きさがあります。育てやすい品種でもあり、初めて観葉植物を育てる人にも向いているでしょう。ただし、幹が傷付くと肌トラブルを引き起こす樹液が出るため、小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、日が落ちるとともに葉を閉じて、日が昇るのとともに葉を開く休眠運動をする観葉植物です。細くて繊細な葉が連なってできた姿は、空間全体に涼しげな印象を与えてくれます。枝や幹も細く全体的に主張は控えめなので、部屋のテイストに関係なく飾れるのも嬉しいポイントです。さまざまな観葉植物と組み合わせるのも良いでしょう。

オリーブ

地中海地方原産の観葉植物で、樹形は直立型と開帳型の2種類があります。「幸せの象徴」としても名高いため、住まいに迎えることで幸せを運んできてくれるかもしれません。また、オリーブには自家受粉するものと他家受粉するものがあり、どちらも実を付けたい場合には複数の品種を管理する必要があります。

カポック(シェフレラ)

別名を「シェフレラ」というカポック。もともとカポックとシェフレラは別の植物でしたが、お互いに葉の形や付き方が似ていたため同じ種類として扱うようになりました。主に中国南部や台湾で生息しており、まっすぐ伸びた幹と手のひらを大きく広げたように見える葉が特徴です。本来日光を好む品種ですが、日陰でも問題なく成長します。

シマトネリコ

中国やインド、台湾を原産国とするシマトネリコは、鮮やかな緑色の葉が集まった、背が高くお洒落な見た目の植物です。耐暑性や耐寒性が高く、1年を通して育てやすいのがポイント。四季のある日本でも元気に育ってくれます。庭木として採用されるケースが多いですが、インテリア用の観葉植物としても利用可能です。

シュロチク

シュロチクはヤシ科:ラピス属に分類される常緑低木で、ササやタケに似た細い葉をつけます。同じヤシ科である「シュロ」という植物と葉が似ており、幹はタケと類似しているのが名前の由来です。ツヤのある美しい葉をつけることから、「緑の宝石」とも呼ばれています。大きいものは5m以上にもなるため、存在感のある植物を探している人にもおすすめです。

サンスベリア ローレンティー

剣のようにシャープでスリムな葉を持つ植物で、縦方向に長く伸びるため存在感のあるインテリアとしても使えます。葉の色は黄色・黄緑・緑の3色でできており、特徴的な縞模様が入るなど個性的な見た目がポップな印象ももたらしてくれるでしょう。基本的には手入れしやすいですが、寒さに弱いため冬場の管理には注意が必要です。

ストレリチア

ストレリチアは、放射状に伸びる大きな葉が特徴的な南国生まれの植物です。別を「極楽鳥花」といい、これはパッと目を引くオレンジ色の花がパプアニューギニアの国鳥である極楽鳥に似ていることから来ています。ストレリチアは成長が早く、2~3mほどにもなる品種も存在します。そのため、吹き抜けのあるLDKなど広々とした場所に飾るのがおすすめです。

タイワンモミジ

ウコギ科ポリシャス属に属するタイワンモミジは、盗難アジアやインドを原産国とする常緑低木です。ひとくちにタイワンモミジといってもその種類は非常に豊富で、その数は低木・高木を合わせて100種類ほどといわれています。また、モミジという名を冠する通り、葉の形は日本でもなじみの深いモミジにと良く似ており、特有の芳香があるのもポイントです。

ドラセナ・コンシンネ

まっすぐ伸びた幹と枝に、針のように細く鋭い葉を持つ個性的な観葉植物です。風水では邪気を払い、良い気を招くとされています。大きく丸みを帯びた葉を持つ植物は空間に柔らかさやポップな印象を与えやすいですが、ドラセナ・コンシンネのようにシャープな植物はアジアンスタイルやモダンなテイストを強調するのに役立つでしょう。

ドラセナ・ソングオブインディア

鮮やかなグリーンに黄色の縁取りの葉がユニークな、リュウゼツラン科ドラセナ属の観葉植物です。約50種類ほど存在するドラセナに含まれますが、その中でもひときわ明るい葉色を持っており、空間をパッと明るくしてくれます。また、自由に歌い踊っているような見た目が名前の由来です。熱帯地域を原産としているので、寒い地域ではうまく育たない可能性があります。

パキラ

観葉植物を育てるのが初めてという人でも比較的簡単に育てられるのがパキラという植物です。パキラは暑さや乾燥に耐える力を持っており、流通も多いためリーズナブルな価格で出回っています。幹がストレートタイプと編み込みタイプの2種類がありますが、どちらも成長スピードが早くシンボルツリーとして採用するのもおすすめです。

フィカス・ウンベラータ

ウンベラータは、大きなハート形の葉が特徴的なアフリカ原産の観葉植物です。同じフィカス属に分類されるゴムノキなどと比較的して葉は薄目で、日の光にあたると葉脈が確認できます。日光を通す性質のある植物は圧迫感が少なく、部屋全体に涼しげな印象をもたたすのも良いところです。「健やか」「永遠の幸せ」などの花言葉を持つので、縁起が良い植物としても愛されています。

モンステラ

ツヤのある大きなハート形の葉に、大胆な切込みが入ったデザイン性の高い植物です。モンステラにはたくさんの種類があり、品種によっては葉に切れ込みが入らないものも。また、60cmほどしか成長しない小型なものから最大1.5mほどまで成長するものまで存在するので、飾る場所に合わせて適したものを選びましょう。どの品種も多湿に強いので、風通しの悪い場所に置いても問題なく育ちます。

ポリシャス

オーストラリアなど太平洋の島々に生息する常緑小高木です。ポリシャスは100~180種ある品種の総称で、観賞用としてはモミジに似た見た目のポリシャス・フルチコーサ、丸い葉が可愛らしいバルフォリアーナ、葉に深い切れ込みが入ったフィリシフォリアなどが挙げられます。どれも葉数が多く、柔らかく優しげな印象を持っているでしょう。

ユッカ・エレファンティペス

ユッカ・エレファンティペスは、象の足を彷彿とさせる幹が魅力的な観葉植物です。別名を「青年の木」といい、未来へ向かって健やかに成長する若者にたとえられています。大型株は挿し木株がほとんどのため、幹が伸びることはありません。ただし、切り口から伸びる葉は時間とともに枝となって成長するので、大型観葉植物を設置したいという人にも向いています。

豪邸にマッチする観葉植物の飾り方

シンボルツリーとして部屋の中心に配置する

大型観葉植物を飾る場合、シンボルツリーとして部屋の真ん中、1番目立つところに配置するのがおすすめです。シンボルツリーとは、部屋のイメージを強調する最も大きくて目立つ植物を指します。アイアンを使ったクールな部屋やヴィンテージテイストの住まいも、シンボルツリーを置くことで柔らかな雰囲気とおしゃれ感をプラスできるでしょう。手前に小さい観葉植物を配置すれば、空間が広く見える視覚効果も得られます。

高級感のある鉢植えを選ぶ

観葉植物は、植物本体のみならず鉢のデザインでもイメージが変わります。豪邸にマッチさせるためには、高級感のある鉢植えを選ぶのが重要です。モダンで落ち着いた部屋にはずっしりとした重みのある陶器鉢、北欧スタイルの部屋にはモザイクガラスなどが合うでしょう。

鉢と植物のバランスにこだわる

観葉植物の魅力を最大限に引き出すためには、植物本体と鉢の大きさとのバランスを意識しましょう。背の低い多肉植物は丸みのある鉢と相性が良いです。葉が放射状に広がる観葉植物は茎が広がりやすいので、縦長の鉢をチョイスするのがおすすめ。縦にまっすぐ伸びる観葉植物は、筒形やスクエアタイプの鉢植えでメリハリをつけるとおしゃれに仕上がります。

大型観葉植物の選び方

配置場所から考える

大型観葉植物は小ぶりなものよりも配置スペースが必要となるので、あらかじめ配置する場所のサイズを測っておかなければなりません。サイズを測らずに観葉植物を迎えてしまうと、植物が家具や壁と接触する可能性があります。葉や樹形が傷付く原因になるので、観葉植物を長期的に楽しみたいと思っている人は注意しましょう。

また、日光が入る場所かどうかもチェックしておいてください。植物は光合成によって成長します。一方で、日が当たらない場所の場合は、株が弱ったり害虫被害が発生する可能性があるでしょう。

育てやすい観葉植物を選ぶ

ひとくちに観葉植物といっても、育てやすさは品種によってさまざまです。育てやすい観葉植物には、乾燥に強い、耐陰性に優れているなどの特徴があります。そのため、設置場所を選ぶ際には、日当たりが良いかもしっかりチェックしてください。

万が一、日当たりが悪い場所にしか置けない場合は、日陰でも育てられる植物を選ぶのがおすすめです。また、初めて観葉植物を育てるという人は、手入れが簡単で手間のかからない植物を選んでみてください。中でも、乾燥に強い植物は枯れにくいという性質を持つので、比較的育てやすいです。

風水効果・花言葉で選ぶ

どの観葉植物にも風水効果や花言葉が存在します。観葉植物における風水効果は、葉の形や向きによって効果が異なり、葉が鋭く上向きな植物は邪気を払い運気をもたらすとされているでしょう。反対に、葉が丸く下向きのものは、人間関係を円滑にしたりリラックス効果を与える効果があるようです。

花言葉は、それぞれの植物の持つ性質などをベースに、象徴的な意味をもたせているのが特徴です。例えば、オリーブには「平和」や「安らぎ」、ストレリチアには「輝かしい未来」といった意味があります。どの植物を選ぼうか迷っている人は、風水効果や花言葉を参考にしてみると良いかもしれません。

大型観葉植物の育て方

観葉植物に適した場所に置く

観葉植物は種類ごとに適した日光量が異なるので、選んだものによって日向、半日蔭、日陰から最適な置き場所を考えるのが大切です。万が一、日向に置くべき植物を半日陰や日陰に置いた場合、樹形が崩れたり葉が枯れるなどのトラブルを招きます。一方、日陰に置くべきものを日向に置いてしまうと、葉焼けや根腐りなどが発生しやすいです。

1回に与える水の量を変えない

1回に与える水の量は、鉢底から水が出てくる程度が目安です。水やりは観葉植物にとって水分補給だけでなく、土の空気入れ替えや老廃物の排出などの役割を持ちます。植物全体の健康を保つためにも、水やりによってたっぷりの水分と同時に新鮮な空気も与えましょう。

成長期に合わせて植え替える

大型観葉植物の中には、成長スピードの早い種類も存在します。もしも成長に合わせてちょうど良い鉢に植え替えない場合、根詰まりを起こして成長がストップしてしまったり根腐れをおこす可能性があるでしょう。観葉植物の成長期に合わせて植え替え作業をしてください。目安は2~3年に1回のペースです。

適宜剪定する

植え替えと同様に、成長期に合わせた剪定も重要なポイントです。剪定には、群れを原因とした害虫の発生を防いだり栄養をコントロールするなどの役割があります。大型観葉植物の剪定には、伸びすぎた枝を落とす「切り戻し」と元気のない葉を取り除く「間引き」の2種類が存在するので、植物の状態に合わせて切り分けてください。

乾燥しやすい時期は葉水を行う

観葉植物を育てていると、「きちんと水やりをしているのに、葉が変色してしまった…」というようなトラブルが発生することがあります。これは葉に水分が足りていないのが原因です。変色してしまった葉はもとの健康的な色には戻せないので、日ごろから葉水を行って乾燥を防ぎましょう。なお、葉水は葉を少し湿らせるくらいで十分です。

虫が湧きにくい肥料を使う

観葉植物の成長をサポートする肥料は、土の栄養補給や植物の成長が原因で減ってしまった養分を補給する役割を持ちます。肥料にはさまざまな種類がありますが、おすすめは化成肥料です。化成肥料には虫が寄りにくいなどの性質があるので、植物の害虫被害を防ぐ効果も期待できます。

寒い時期は気温に注意する

観葉植物は温かい地域で生息しているものが多いため、寒さに弱いという点に注意しなければなりません。観葉植物の耐寒温度は0℃~10℃程度のものが多く、これよりも寒い環境では凍死してしまいます。また、窓際で育てている場合は、エアコンが当たらないように注意してください。

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