泉パークタウン
泉パークタウンの歴史
仙台市泉区の丘陵地帯にある泉パークタウンは、三菱地所による開発プロジェクトで誕生したニュータウンです。総開発面積は東京都の千代田区に匹敵する1,070haにも及び、民間企業が単独で手掛けた街開発プロジェクトとしては国内最大級の規模を誇ります。第6住区に関しては、パナソニック株式会社、パナソニックホームズ株式会社、関電不動産開発株式会社との共同開発が行なわれ、2022年春以降に分譲が開始される予定です。
泉パークタウンのプロジェクトが立ち上げられたのは1960年代。当時の三菱地所の社長・中田氏が、これまでに例のない全国的なモデルケースとなる街づくりがしたいと考えからはじまり、若手社員を中心に街づくりのマスタープランを策定。メインテーマとなったのは「自然との共生」。そのうえで、「住む」「働く」「憩う」「学ぶ・集う・楽しむ」という多彩な生活機能を備えた複合型都市が計画されていきました。
まちびらきとなった1974年から45年以上経った2022年1月時点で、泉パークタウンの人口は25,334人、世帯数は10,510世帯にまで発展。先進的なタウンサービスや機能を導入したスマートシティとなる第6住区の分譲も予定されていることから、今後ますますの成長と発展を期待できる住宅地です。
泉パークタウン3つのエリア
タウンセンター
泉パークタウンの中核地区として計画され、仙台ロイヤルパークホテルや宮城県図書館、仙台泉プレミアム・アウトレット、泉パークタウン タピオなどの施設が並ぶ都市機能を備えたエリアです。タウンセンターに隣接する紫山地区には泉ソフトセンターがあり、ソフトウェア会社や生命保険会社のカスタマーセンター、地域医療機能推進機構仙台病院(JCHO仙台病院)が立地しています。
スポーツ・レクリエーションゾーン
工業・流通ゾーンと住居ゾーンの緩衝帯として配置されたスポーツ・レクリエーションゾーン。泉パークタウンゴルフクラブや練習場をはじめ、ダンロップ泉パークタウンテニスクラブや乗馬クラブクレイン仙台泉パークタウン、泉パークタウンスポーツガーデンなどがあり、住宅地のすぐ近くでさまざまなスポーツやレクリエーションを楽しむことができます。
インダストリアルパークゾーン
電子機器メーカーや凸版印刷など60社以上が進出している工業・流通ゾーン。工業団地としては珍しく、緑に囲まれた働きやすい環境づくりがされています。
泉パークタウンの景観
泉パークタウンの景観を彩る街路樹には、ハクモクレンやハナミズキなど20種以上の樹木が植えられ、四季折々で表情が変わる美しい街並みを形成しています。住宅の建築にルールを設けているのも、泉パークタウンの美しい景観が保たれている理由です。1998年には高いデザイン水準を持つ街として、国土交通省・都市景観大賞審査委員会による「都市計画100選」に選定。2009年には仙台市内で「高級感のある街」1位に選ばれ、高級住宅地としての地位を確立しています。
上杉
仙台屈指の高級住宅街として知られる上杉エリア。江戸時代には侍屋敷が並んでいた歴史があり、独特の格式高い雰囲気が漂っています。伝統ある上杉山通小学校や名門校として名高い上杉山中学校が学区内にあるほか、宮城教育大学付属幼稚園・小・中学校も近くにあり、学都仙台を象徴する教育環境の整った文教エリアです。