別荘地、郡上の魅力

歴史や探訪好きの人に勧めたい興味深い地域

郡上は、ほかの観光地や別荘地のように、単に自然が豊富でレジャースポットがあるだけではありません。 想像もつかないような古い歴史や神秘的な信仰、今なお残る城跡や史跡、多くの神社、鍾乳洞など歴史や探訪好きの人なら何度赴いても興味が尽きることのない不思議な魅力にあふれた土地です。 この地に別荘を構えれば、時間が空いた時にお気に入りのパワースポットで癒されたり、興味のあることにとことん没頭でき、忙しい日々を忘れて趣味の世界に浸ることも可能かもしれません。まずは一度郡上市に訪れてみて、気に入ったエリアがあるかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

郡上での別荘・移住ライフとは？

冬のシーズンを楽しみたい方向け

郡上市はほとんどが森林地帯ですが、標高1,000mほどのエリアが多く、冬場は複数のスキー場が営業しています。冬のシーズンは、スキーやスノーボードなどのアクティブなスポーツを楽しめるでしょう。温泉も点在しているので、冷えた体を温めるのにもぴったり。冬のシーズンを別荘で過ごしたい方に、郡上の自然は特におすすめです。

助成金や補助金を受けられる

郡上市は町おこしが盛んで、空き家を活用する方や家づくりで岐阜県産材を使用する場合に補助金や助成を受けられるなど、住まいを新築・改修する方向けの制度が整っています。別荘を建てる際に、このような制度を活用できる点は魅力的です。

郡上のおすすめスポット

郡上八幡城

作家の司馬遼太郎氏が「日本で最も美しい山」と評したことで知られる郡上八幡城。石垣と白亜の天守閣の組み合わせは、まるで絵に描いたような美しさです。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と、季節ごとに違った表情を見せてくれます。

旧城下町

江戸時代に造られた町並みが変わらない姿で残っている旧城下町。伝統的建造物保存地区に指定されているため観光向けには整備されていませんが、かえって当時の暮らしの様子をそのまま映しているかのようです。

宗祇水（そうぎすい）

1471年（文明3年）に、連歌師・宗祇が古今伝授を終えて京に帰るときに、この湧水で喉を潤して歌を詠んだと伝えられる史跡です。 1985年には、環境庁が選定する「第1回日本名水百選」に選ばれました。現在も社の下から水が湧き出しており、郡上のシンボルとして地元の方々に親しまれています。

やなか水のこみち

宗祇水が名水として知られるように、郡上エリアには街中に水にちなんだ名所が点在しています。「やなか水のこみち」は柳が揺れる小道に玉石が敷き詰められた道。繁華街からすぐのポイントで、風情たっぷりの風景を目にすることができます。

吉田川

郡上八幡市街地の中心を流れる吉田川は、岐阜県の名水50選にも指定されている清らかで透き通った川。その透明度は、川底の石が見えるほどです。多くの橋が架かっており、橋の上からその美しさを眺めることができます。

郡上のおすすめイベント・体験

郡上おどり

7月中旬から9月上旬の間、約30夜にもわたり開催される「郡上おどり」は、日本一長期間の盆踊りとして知られるお祭りです。「盂蘭盆会（うらぼんえ）」と言われる8月13日～16日までは夜明けまで踊り続ける「徹夜おどり」が行われ、賑わいがピークになります。開催期間中、踊り会場が市街地を一巡するのがならわしで、街のさまざまな場所で見ることができます。

郡上八幡城もみじまつり

秋になると郡上八幡城を囲むように見られる紅葉を鑑賞するイベントです。毎年11月上旬から下旬ごろまで開催されており、期間中の日没後は、郡上八幡城と庭園がライトアップされた美しい光景を楽しめます。週末になると和太鼓の演奏や火縄銃の演武、もみじ茶会などが開催されて多くの観光客で賑わいを見せます。

シルクスクリーン印刷体験

今では世界中に広まっている印刷技術「シルクスクリーン印刷」は、郡上市が発祥の地です。歴史ある産業を後世に伝えようと、市内にある「Takara Gallery workroom（タカラギャラリーワークルーム）」が行っているのが、手ぬぐいでシルクスクリーン印刷を体験できるスポット。さまざまな柄と色を組み合わせて、自分だけのオリジナル手ぬぐいを作ることができます。

食品サンプル作り体験

郡上市は、食品サンプルを日本で初めて事業化したことで知られる岩崎瀧三氏の出身地であることから、今も食品サンプル業が盛んです。市内には食品サンプルづくりを体験できるさまざまなスポットがあり、子どもから大人まで気軽に体験できるようになっています。