富良野の別荘地としての魅力
ドラマティックな美しい土地
北海道の厳しくも美しい暮らしの魅力を日本人に伝えたテレビドラマ『北の国から』(フジテレビ系)。その舞台がまさに富良野でした。ドラマで描かれる自然の美しさは圧倒的で、放送後は過疎化が進む富良野に大勢の観光客が押し寄せるようになりました。
富良野は夕張山系の芦別岳と、大雪山国立公園にも含まれる石狩山系の十勝岳などの名峰に囲まれた盆地で、北海道の中でも特に自然の景観に優れた場所として知られています。
平地には春になると桜やラベンダー畑などの美しい光景が広がり、夏は大地が生命力にあふれた緑に覆いつくされます。秋は燃えるような黄葉と紅葉に色づき、冬は一面の真っ白い雪景色に覆われる、ドラマティックな大地です。
軽井沢、ニセコなどと比べると避暑地としての知名度や地位は劣りますが、自然環境の豊かさにおいてはむしろ、そうした有名別荘地を超えるポテンシャルがあります。
庭先でアウトドアスポーツや収穫体験を満喫できる
富良野は山岳に囲まれた盆地で、北海道の中でも屈指の自然環境を誇ります。周囲には十勝岳や芦別岳、かなやま湖、空知川など自然が多く、山歩き、フィッシング、ラフティング、カヌー、パラグライダー、ノルディックウォーキング、ゴルフなど、アウトドアスポーツのフィールドがそこかしこに展開しています。選ぶロケーションによっては、別荘の庭先からダイナミックな遊び場が広がっている可能性もあります。
広大な土地を生かした農作物の収穫も盛んで、その生産量は広い北海道の中でも屈指の規模を誇ります。イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、アスパラガス、ジャガイモなどの収穫体験も可能で、自ら摘んだフルーツでジャムやシロップを作るなど、都会とは違った暮らしの楽しみも待っています。
富良野市の基準地価一覧
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
北海道富良野市北の峰町25-11 | 26,900 | - |
北海道富良野市末広町16-7 | 24,400 | +0.00 |
北海道富良野市北の峰町11-21 | 23,300 | +8.88 |
北海道富良野市桂木町4-84 | 19,500 | +0.00 |
北海道富良野市瑞穂町1-38 | 19,000 | +0.00 |
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
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北海道富良野市北の峰町25-11 | 26,900 | - |
北海道富良野市末広町16-7 | 24,400 | +0.00 |
北海道富良野市北の峰町11-21 | 23,300 | +8.88 |
北海道富良野市桂木町4-84 | 19,500 | +0.00 |
北海道富良野市瑞穂町1-38 | 19,000 | +0.00 |
参照元:土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/hokkaido/furano/)
富良野周辺の観光スポット
【ファーム富田】
画像引用元:北海道のラベンダー畑「ファーム富田」オフィシャルサイト(http://www.farm-tomita.co.jp/)
富良野の象徴ともいえるラベンダー。ファーム富田は、100年以上の歴史を持つ富良野でもっとも有名なラベンダー農園です。広大な土地一面を埋め尽くす色とりどりのラベンダーはまさに絶景。毎年100万人近くの観光客が訪れる、富良野屈指の観光スポットです。
園内には飲食店やお土産ショップのほかにも、ラベンダーオイルの製造見学や香水作り体験などが行える施設がたくさんあります。なかでも名物のラベンダーソフトクリームは、ファーム富田でしか食べられない味として大人気の商品です。
【十勝岳温泉】
画像引用元:温泉 | 雲を凌ぐ宿 湯元 凌雲閣(https://hpdsp.jp/ryounkaku/hot_spring/#369277)
十勝岳連峰の中腹、標高にして約1200mの高さにある十勝岳温泉。北海道イチ高所にある温泉郷であり、露天風呂に浸かりながら眺める雄大な自然の景色は、見る者の心と体を癒してくれます。
人気の少ない静かな場所で、ゆっくり日頃の疲れを癒したい方におすすめのスポットです。
【フラノマルシェ】
画像引用元:フラノマルシェ -Top Page-(https://www.furano.ne.jp/marche/)
フラノ・マルシェは、富良野の農と食の魅力を発信するために作られた複合商業施設です。新鮮な食材が揃う農産物直売所に、富良野ならではのお土産品が並ぶ物産センターや飲食店など、地元の「おいしいもの」が集まる施設として2010年4月にオープンしました。
街の活性化を目的に建設された施設であることから、市民の憩いの場としても愛されており、その人気の高さから2015年6月には第二弾となる「フラノマルシェ2」をオープン。現在は観光スポットのひとつとして、市外からも数多くの人が足を運んでいます。
【富良野ロープウェー】
画像引用元:FURANO RESORT NEWS(http://www2.princehotels.co.jp/furano-area/summer/activity/index03.html)
全長およそ2,300mの高速ロープウェーで、一気に標高900mの高さまで登ることができます。そこから眺める富良野の街並みや十勝岳、田園風景は格別。とくに紅葉の季節である秋は、あたり一面が美しく染まった紅葉に包まれるためおすすめです。
秋以外にも、夏場は標高1,300mである富良野西岳への登山、冬場はロングスキーと、一年を通してさまざまなアクティビティが楽しめます。
ワールドカップも開催されるパウダースノー
北海道のパウダースノーと言えばニセコが有名ですが、富良野にもニセコに勝るとも劣らないパウダースノーがあります。ワールドカップを過去に10回開催した富良野スキー場を中心に、スキー・スノーボードを楽しめる環境が整っています。
厳冬期に行われる熱気球フリーフライトや犬ぞり体験、南富良野町のなかやま湖ではワカサギ釣りなど、ウィンタースポーツの充実度も群を抜いています。厳寒期にはダイヤモンドダストが目撃できる上に、樹氷の美しさも堪能できます。
富良野は大自然に囲まれた環境を有しながら、旭川、帯広、札幌と道内の大都市からちょうど中間地点に位置するため、周辺観光の拠点として抜群の立地だと言えます。
札幌市内から富良野市までのアクセス情報
札幌から富良野までの距離はおよそ110キロ。移動時間にして車で約2時間です。車の場合は、札幌ICから三笠ICまで高速道路を利用するのが最短ルート。三笠ICを抜けたら道道116号線と135号線を経由し、最後に国道38号線を進めば到着です。
他にも、バスまたは電車で行くこともできます。どちらも所要時間は2時間半~3時間ほど。中央バスが運行する「高速ふらの号」なら富良野まで一本で行くことができるので、乗り換えが面倒だと感じる方はバスを利用するとよいでしょう。
しかし、バスの場合は最終が電車よりも早いため、遅い時間から向かう場合は電車を利用する必要があります。
富良野での別荘・移住ライフとは?
豊かな自然の中で暮らしたい方におすすめ
北海道の内陸部にある富良野。大雪山系・夕張山系に囲まれた地形でなので、大陸性気候になっています。大陸性気候の特徴どおり、気温の日較差・年較差がかなりあります。また、山間部の積雪量も多いです。富良野市は、気候条件は厳しく感じられる面もありますが、自然がとても豊かなエリアです。実際、市域のかなりの部分が山林によって占められています。
実際に暮らし始めて分かることも多い
富良野での仕事を提案されたことをきっかけに、富良野への移住を決意し、実際に暮らし始めた方の興味深い経験談を見つけました。
その方は関西出身であったため、北海道自体をとても遠い存在のように感じていたとのこと。ですので、「雪かき」「雪はね」などともそれまで縁がなく、最初は全く不慣れな状況で富良野での日々を過ごしていたそうです。あるいは、雪で道路の停止線がわからず困っていると「看板があるから」と言われて驚いたりもしたそうです。新鮮な驚きや発見も、なかなか面白いものだと言えそうです。
また、富良野のような自然あふれるエリアでも「住んだら都」で、不便もそれほど感じないとのこと。さらに、北海道の真ん中に位置しているため、どちらの方向へもそれなりの小旅行を楽しめるそうです。
富良野のおすすめイベント・体験
北海へそ祭り
夏のシーズンの代表的なイベントのひとつとして知られる「北海へそ祭り」。2023年で55回目を迎えたお祭りです。日本全国、そして海外からも観光客が足を運ぶような、注目のイベントになっています。地元の食材をふんだんに使った料理を楽しめる屋台がズラリと立ち並ぶ「へそ特産市」や富良野市民が披露するダンス・音楽のパフォーマンスなど、老若男女問わず、たっぷりと楽しめる内容になっています。
ふらのワインぶどう祭り
「ふらのワインぶどう祭り」は、雄大な大地の恵みを感謝するための収穫祭、という位置づけのお祭りです。秋のシーズンに開催されています。お祭りの名称どおり、ワインはもちろんのこと、ぶどうジュースやワインと相性ピッタリの地元食材を使ったグルメも、こころゆくまで堪能することができます。スイーツも用意されています。
また、こちらのお祭りでは、ふらのワイン工場地下貯蔵庫を、BARとしてオープンしています。予約をしておけば、お祭りの日限定の特別な空間で、特別な樽出しワインを飲むことができます。ワイン工場スタッフによる説明も受けられるので、興味がある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
お子さま連れの方には「牧草ロール」のコーナーの利用もおすすめです。牧草ロールは、北海道の風景としてはおなじみのものです。子どもが楽しく遊べるように、会場に設置されています。フォトスポットとしても活用できます。