大磯の別荘地としての魅力
温暖な気候と豊かな風土に恵まれた町
日本ではじめて海水浴場を開設
明治18年に初代陸軍軍医総督であった松本良順が、西洋医学における健康促進法のひとつとして、当時根付いていなかった「海水浴」を推奨し、大磯町の照ヶ崎海岸に日本で初めて海水浴場が開設されました。
明治20年には初代内閣総理大臣・伊藤博文指揮のもと、大磯駅が開業。それを機に海水浴を求め足を運ぶ観光客も増加傾向に。また、大磯の温暖な気候や風土を気に入った伊藤博文は、その後生活の拠点を大磯に移したといいます。その影響もあり、政財界の大物たちがこぞって別荘を建築。以降、別荘地として人気を博し、瞬く間に大磯の名は全国に広まりました。
大磯の基準地価一覧
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
神奈川県中郡大磯町東小磯字中尾694番1外 | 153,000 | -0.65 |
神奈川県中郡大磯町高麗2-3-44 | 152,000 | -0.65 |
神奈川県中郡大磯町大磯字山王後1884番2 | 152,000 | -1.30 |
神奈川県中郡大磯町東町1-10-13 | 138,000 | -3.50 |
神奈川県中郡大磯町東町3-4-29 | 121,000 | -1.63 |
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
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神奈川県中郡大磯町東小磯字中尾694番1外 | 153,000 | -0.65 |
神奈川県中郡大磯町高麗2-3-44 | 152,000 | -0.65 |
神奈川県中郡大磯町大磯字山王後1884番2 | 152,000 | -1.30 |
神奈川県中郡大磯町東町1-10-13 | 138,000 | -3.50 |
神奈川県中郡大磯町東町3-4-29 | 121,000 | -1.63 |
参照元:土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/kanagawa/oiso/)
大磯周辺の観光スポット
【大磯海水浴場】
画像引用元:大磯町公式ホームページ(http://www.town.oiso.kanagawa.jp/shisetsu/sports/1528416355715.html)
日本初の海水浴場として知られる大磯海水浴場。駅からも徒歩10分程と近く、夏場は毎年県内外から家族連れやカップルなど大勢の海水浴客が訪れます。
砂浜から沖合10mの場所に浮かぶ「かぶと岩」は、古くから地元民に愛される大磯海水浴場のシンボル。毎年元日には、初日の出と共に記念写真を撮りたいという観光客で賑わっています。
【大磯ロングビーチ】
画像引用元:大磯ロングビーチ公式サイト(http://www2.princehotels.co.jp/pool/oiso/)
大磯海水浴場と並び、夏場の人気スポットとして有名な大磯ロングビーチ。大磯プリンスホテル内に併設された、全長1kmにもおよぶ大規模なレジャー施設です。
バリエーション豊かな屋外プールをはじめ、ジャグジーやパラソル・テントコーナーなど様々な施設が堪能できます。目の前には相模湾が広がっており、ロケーションも抜群。毎年7月の頭~9月中旬にかけて営業しています。
【県立大磯城山公園】
画像引用元:大磯城山公園公式サイト(http://www.kanagawa-park.or.jp/ooisojoyama/mitsui.html)
旧三井財閥の別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備し、昭和62年に開園した神奈川県立都市公園です。園内には、カシやケヤキなどの木々が生い茂り、茶室や庭園などと共に、日本の風情あふれる景観を堪能できます。
秋夜には、ライトアップされた美しい紅葉を眺めることも。幻想的な雰囲気のなかで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
東京から大磯町までへのアクセス情報
東京・新宿から大磯町までの距離はおよそ70km。移動時間は車でおよそ1時間30分と、気軽に通える距離にあります。新宿から車で向かう場合は「東名高速道路」経由が最短ルート。
電車で向かう場合は、新宿駅から小田急線の快速急行(藤沢行き)で藤沢駅まで行き、そこから東海道本線(熱海行き)の電車に乗り換え、大磯駅まで向かいます。乗り継ぎ1回で移動時間もおよそ1時間30分と車とほぼ変わらないため、大型連休時の渋滞を避けたい方は、電車を利用するのがおすすめです。
大磯での別荘・移住ライフとは?
自然豊かで気候も快適
自然に恵まれている大磯。加えて、独自の豊かな文化がしっかりと根付いているところも魅力的です。大磯町の半分以上は大磯丘陵によって占めているのが地形的な特徴となっています。また、不動川や葛川といった河川にも恵まれています。明治なかごろから昭和の初めころには要人の別荘が多いエリアだった大磯は、現在でも別荘地として引き続き人気があるため、商業施設などが充実しています。
心づよい水先案内人
大磯で暮らす方々との縁を結んでくれる、頼れる水先案内人の存在にも注目です。大磯コミュニティーのオンライン関係案内所として、大磯について詳しく知りたい方のために水先案内人の役をつとめてくれます。
大人気のマーケット「海の朝市」
小田原の手前に位置する梅沢海岸で開催されている「海の朝市」。毎月第2土曜日・第4土曜日の朝に開かれるこちらの朝市には、魚介類を購入するための行列ができます。そのため、開催前に整理券の配布もおこなっています。リピーターの大さから、大磯の新鮮な魚介類が人気を博していることがわかります。
また、海の朝市では、魚介類だけでなく、地元でとれた野菜やそのほか特産品も扱われているところも注目ポイント。大磯のおいしい食材を幅広く楽しむことができるでしょう。1ヵ月の開催回数が1度のみになる場合もあるので、あらかじめ確認してから出かけることをおすすめします。
美しい四季を楽しめる吾妻山公園
小高い山の上にあり、緩やかな傾斜面に広がる芝生や、ぐるりと360度の景観を楽しめる相模湾など、魅力がたっぷりとつまっている吾妻山公園。菜の花・桜・コスモスといった季節を身近に感じられる植物も充実しています。
大磯のおすすめイベント・体験
町内各所で開催される「大磯オープンガーデン」
春のシーズンには、大磯オープンガーデンが開催されることもあり、大磯の街がたくさんの花でパッと明るくなります。このイベントは一か所で開催されるのではなく、町内各所の個人宅の庭が一般公開されるのが特徴です。このユニークさも注目ポイントです。
地元の陶芸家によるうつわの展示販売
秋のシーズンには「大磯うつわの日」というイベントが開催されます。かつて多くの要人の別荘が建てられ、その雰囲気が現在にまで伝わり、芸術や文化を大切にする空気感が残る、大磯らしいイベントです。町内の店舗や施設を利用し、おもに地元の陶芸家たちによってうつわを展示・販売されています。
展示や販売のほか、ワークショップ・お茶席・食事会などの参加型企画もおこなわれます。そのため、うつわの鑑賞や購入だけでなく、うつわを介した人と人の出会いなど、さまざまな経験ができるイベントだといえます。