八ヶ岳の別荘地としての魅力
別荘地ならではの魅力
雄大な自然の景色を一望できる
日本百名山の一つである八ヶ岳は、山梨・長野の2つの県にまたがる火山群の総称であり、辺り一面が山々で覆われています。夏は緑が生い茂り、冬は雪を纏った白い山々を一望できるため、雄大な自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。都心にはない景色を楽しめるのはもちろんのこと、実際に山を登ることもできるので、登山好きの方にはたまらない別荘地と言えるでしょう。
温泉が楽しめる
八ヶ岳の周辺には温泉旅館も多数存在しており、毎年数多くの観光客が訪れています。登山やスキーを楽しんだ後に入る温泉は格別です。別荘を拠点に、温泉巡りを楽しめるのも八ヶ岳の魅力の一つ。普段の日常では味わえない特別な時間を過ごすことができます。
真夏でも涼しい
夏場でも過ごしやすい気候
標高2,000mを越える山々が並ぶ八ヶ岳エリアは、夏場の気温が平均22℃前後と涼しいため、夏休みに家族で訪れる観光スポットとして人気を集めています。年間の平均気温も10℃前後となっており、一年を通して過ごしやすいことから、別荘地としても人気のあるエリアです。
自然の魅力を肌で感じられる
山岳地帯として、さまざまな自然が魅力の八ヶ岳エリアですが、なかでも山麓から湧き出る水は質が高く、「日本名水百選」にも指定されています。八ヶ岳には湧き水の出る水源が豊富にあるため、山の中から聞こえる水流の音が、より一層夏の涼しさを感じさせてくれます。
月平均気温 (℃) |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
原村(八ヶ岳周辺地域) | -2.9 | -2.0 | 0.9 | 7.8 | 14.7 | 16.3 | 22.5 | 22.1 | 16.7 | 11.1 | 4.5 | -1.3 |
東京 | 5.8 | 6.9 | 8.5 | 14.7 | 20.0 | 22.0 | 27.3 | 26.4 | 22.8 | 16.8 | 11.9 | 6.6 |
月平均気温 (℃) | 御殿場 | 東京 |
---|---|---|
1月 | -2.9 | 5.8 |
2月 | -2.0 | 6.9 |
3月 | 0.9 | 8.5 |
4月 | 7.8 | 14.7 |
5月 | 14.7 | 20.0 |
6月 | 16.3 | 22.0 |
7月 | 22.5 | 27.3 |
8月 | 22.1 | 26.4 |
9月 | 16.7 | 22.8 |
10月 | 11.1 | 16.8 |
11月 | 4.5 | 11.9 |
12月 | -1.3 | 6.6 |
(※1)八ヶ岳の気象データがないため、周辺地域である原村のデータを参照しています。
(※2)
(※1)参照元:気象庁|過去の気象データ検索 原村2017年(月ごとの値)(※2)参照元:気象庁|過去の気象データ検索 東京 2017年(月ごとの値)
八ヶ岳の基準地価一覧
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
長野県諏訪郡原村字水掛尾根11044番7 | 14,800 | -0.67 |
長野県諏訪郡富士見町落合字南原山9983番35 | 25,000 | -1.57 |
長野県諏訪郡富士見町落合字南原山9984番439 | 21,300 | -2.74 |
長野県諏訪郡富士見町落合字一ノ沢10727番37 | 20,500 | -1.44 |
長野県諏訪郡富士見町富士見字御射山神戸598番1 | 8,680 | -2.47 |
基準値住所 | R3年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
長野県諏訪郡原村字水掛尾根11044番7 | 14,800 | -0.67 |
長野県諏訪郡富士見町落合字南原山9983番35 | 25,000 | -1.57 |
長野県諏訪郡富士見町落合字南原山9984番439 | 21,300 | -2.74 |
長野県諏訪郡富士見町落合字一ノ沢10727番37 | 20,500 | -1.44 |
長野県諏訪郡富士見町富士見字御射山神戸598番1 | 8,680 | -2.47 |
参照元:土地価格相場が分かる土地代データ("https://tochidai.info/nagano/hara/ 、https://tochidai.info/nagano/fujimi/")
八ヶ岳周辺の観光スポット
【リゾナーレ八ヶ岳】
画像引用元:星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳公式サイト(https://risonare.com/yatsugatake/activities/)
日本最大級のホテルグループである星野リゾートが運営するリゾナーレ八ヶ岳。宿泊として利用すれば、普段では経験できない乗馬体験や、風と匂いを直に感じられるワイナリーを散歩できるなどの特典があります。
豪華なレストランや古代ローマの「テルメ」をイメージして造られたプールなどは、宿泊でなくても利用できるため、日帰りでも楽しめますし、近くに別荘を持つ方なら空いた時間に足を運ぶこともできます。
【吐竜の滝】
八ヶ岳から流れる川俣川の渓谷には、滝がいくつか存在しますが、そのなかでも最も美しいとされているのが、吐竜の滝です。
落差10m、幅15mの滝と特別大きな滝ではないですが、岩間から流れる水はまるで絹糸のように繊細で、その静かな佇まいが他にない美しさと癒しを味あわせてくれます。
【まきば公園】
画像引用元:まきば公園公式サイト(https://www.yatuboku.jp/makiba/photo.html)
山梨県立八ヶ岳牧場内にあるまきば公園では、羊や馬とふれあえるのはもちろん、甲州牛や新鮮な牛乳・ワインなど、地元ならではの食材を堪能することもできます。
動物たちとのんびり遊びながら、ソフトクリームやレストラン名物のハンバーガーでお腹を満たせるので、特にお子さん連れのご家族におすすめできるスポットです。
【東沢大橋】
通称「赤い橋」と呼ばれる東沢大橋。
川俣川東沢渓谷地獄谷にかかる長さ90mの赤い橋は、八ヶ岳エリアでも有名な紅葉の名所であり、人気の撮影スポットです。
【リゾートアウトレット八ヶ岳】
画像引用元:RESORT OUTLETS YATSUGATAKE公式サイト(http://www.yatsugatake-outlet.com/index2.php)
八ヶ岳の麓にあるリゾートアウトレット八ヶ岳には、大型犬にも対応しているドッグランが設置されており、施設内に構えるほとんどのお店で愛犬を抱っこしながら買い物を楽しむことができます。
レストランのほとんどは、テラス席で愛犬との同伴が可能です。別荘からの散歩も兼ねながら、ペットと一緒に買い物や食事を楽しめるスポットとして人気を集めています。
八ヶ岳の冬を知る
南麓
山梨県北杜市辺り八ヶ岳の南に位置する南麓は、比較的暖かな気温をしています。別荘地は多くなく、標高800m辺りにある農村地帯の雑木を切り拓いた住居エリアがメイン。場所によっては、富士山を望むことができます。
西麓
八ヶ岳の西麓に位置する富士見、原村、茅野の3市町村は、標高によって最低気温が異なります。そのため、別荘地を検討する際は、標高による気温を事前に確認しておきましょう。西麓は日没が遅く、とくに原村は晴天率が高いのが特徴。交通のインフラが整っており、比較的栄えているエリアです。
東麓
野辺山から小海町まで辺りの東麓は、晴天率が低く、冬はマイナス30度になることもある寒いエリアです。冬の寒さが厳しいため、別荘で冬を越す場合は暖房設備や覚悟は必要になるでしょう。のんびりとした素朴な雰囲気を持つエリアなので、避暑地として過ごすのには最適な環境です。
北八ヶ岳
奥蓼科や麦草峠辺りの北八ヶ岳は積雪の多さから、冬の間は国道299号線が通行止めになります。東麓と同様に冬を越す場合はそれなりの覚悟が必要ですが、都会では味わえない冬を体験したい人には魅力的なエリアと言えるでしょう。冬でも住みやすい別荘地を探すなら、南麓や西麓がおすすめです。
八ヶ岳に別荘を持つなら!こだわりたい設備とは
暖房設備
八ヶ岳の寒い冬を快適に過ごすなら、暖房設備は特にこだわりたいポイントです。本格的な暖炉や薪ストーブなどを設置すると八ヶ岳の厳しい冬を乗り切れるだけでなく、別荘をより特別感のある空間へと演出できるのも魅力。また、薪が燃える炎には癒し効果もあるので、都会の慌ただしい生活を忘れて心安らぐ時間を過ごせます。
サンルーム
自然光をたっぷりと取り入れられるサンルームを設置すると、明るく開放感のある空間をつくることができます。八ヶ岳の自然や星空を眺めながらお茶や読書などを楽しめ、別荘で過ごす時間を特別なものにしたい人におすすめ。サンルーム内の室温は外気温に近い状態になるので、断熱性能の高い二重窓にしたりファンヒーターを設置したり、といった寒さ対策が必要です。
ガレージ
車移動がメインになる八ヶ岳に別荘を持つなら、愛車を雪から守ってくれるガレージもこだわりたい設備の1つ。ガレージを広くすれば車用品はもちろん、薪割りグッズやキャンプ道具なども収納できます。デザイン性も重視したいのであれば、別荘本体に駐車場を組み込んだビルトインガレージもおすすめです。
八ヶ岳の冬の楽しみ方
八ヶ岳の雪と寒さを楽しく満喫するなら、ウィンターウェアにこだわってみるのがおすすめです。都会ではまず着ることがないだろう本格的なウィンターウェアをカタログや店頭などで探すワクワク感を楽しめ、八ヶ岳で過ごす冬が待ち遠しくなることでしょう。性能の良いウィンターウェアも増えているため、八ヶ岳の寒い冬を楽しむ心強いアイテムとなってくれます。
スノーシューと一緒に身につけて森を散策するのも良いですし、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむのもおすすめ。とくにウィンタースポーツが好きな人なら、八ヶ岳の雪の多さが魅力的に感じるでしょう。
八ヶ岳での車選び
冬場のことを考えるのであれば、不慣れな雪道でも安心して走れる4WDの車がおすすめです。もしくは、雪道の走行に優れているSUVという選択肢もあります。そのほか4WDの軽トラックも1台あると、薪やDIY用の木材など重い荷物の運搬に便利。また、軽トラックなら荷台にラグマットを敷いて花見や夕焼けを楽しんだり、仰向けになって星空を眺めたり、といった楽しみ方もできます。
八ヶ岳の生活に車は欠かせないため、燃費の良さも重要なポイントです。