瓦屋根の豪邸の施工事例

寄せ棟造りの瓦屋根が黒々と輝く美しい日本家屋になります。敷地と道路を隔てる場所に外壁はありませんが、通りに面した家屋の壁面は開口部が少なく直線が多用されているため、堅牢性が誇示されています。

通りに面したアプローチの周辺には植樹をして、外観に華を添えています。柱、玄関扉、天井などに木目の美しい国産材を多用しているため、どこか優しい印象を受けます。

玄関に入ると、たたきとホールを隔てる上がり框などから、木目の美しい無垢材の味わいが伝わってきます。玄関扉の正面には巨大な開口部が設けられており、見事な庭園の景観が目に飛び込んでくる設計になっています。

格子状の扉からは、適度に採光が確保されていて、玄関をほどよく照らしてくれます。木目の美しい備え付けの下駄箱は、たたきとホールにまたがって設けられていますので、靴を脱ぎながら、あるいは履いた状態で使用できる利便性と収納力があります。

家屋の中には祝儀敷きの10畳間の和室が設けられています。応接、法事、慶事などにも利用できる本格的な和室で、雪見障子や無垢材の柱、目透かし天井などが独特の味わいを演出しています。

アイランドキッチンは配膳台の奥行が広く、ゆとりを持って作業を行えるように設計されています。また、台所を独立させ、料理のための専用スペースとして機能性を追求しています。

リビングには無垢材が多用されており、耳付きのテーブルも統一感を演出しています。西洋建築的な発想の大開口からは日本庭園が展望できるようになっており、和洋の特徴を取り入れた見事なモダン空間に仕上がっています。

リビングの開口部からは広い濡れ縁のようなテラスが張り出しており、深山の趣がある見事な日本庭園を眺められるようになっています。