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四季の情景に寄り添う家

山並みを望む豪邸_リビング

吹き抜けを生かしたガラス窓の大開口が、南面と西面に向かって緩やかな曲線を描きながら、箱根の山々や相模湾の景観を取り込んでいます。

山並みを望む豪邸_天井

重厚感のある太い国産タモ材のはりや柱の構造体を、ガラス窓でふさいだ大空間になります。作りの確かさが、雄大な自然とガラス越しに向き合う者に、安心感を与えます。

山並みを望む豪邸_外観

相模湾を望む、小田原の高低差6mを生かした邸宅になります。垂直に伸びる建物とのコントラストとして、水平に並ぶルーバーが印象的です。

山並みを望む豪邸_庭

庭の側からリビングの大開口を眺めた様子になります。ルーバーの内側には、家屋とともに長い年月を歩む樹木が植林されています。

山並みを望む豪邸_2階

ナラの床材に、タモ材の列柱の影が延びます。南と西に向いて開いた窓からは太陽光が降り注ぎ、太陽の運行とともに床に延びる影が移ろっていきます。

山並みを望む豪邸_洗面所

一度に家族全員が利用できる、ワイドな洗面所が設けられたユーティリティールームになります。アンダーカウンタータイプの手洗い器が美しく、鏡に反射した水槽も見事です。

山並みを望む豪邸_バスルーム

浴室にはライトアップ可能なジェットバスが配置されています。箱根の山々や相模湾など、自然の中でのアクティビティを満喫した後に、極上の空間が疲れを癒やしてくれます。

山並みを望む豪邸_エントランス

たたきとホールの段差が少なく、優しい雰囲気を与えます。また、姿見がたたきとホールにまたがって設けられているため、靴を脱いだ状態、はいた状態のどちらでも利用できます。

山並みを望む豪邸_リビング
山並みを望む豪邸_天井
山並みを望む豪邸_外観
山並みを望む豪邸_庭
山並みを望む豪邸_2階
山並みを望む豪邸_洗面所
山並みを望む豪邸_バスルーム
山並みを望む豪邸_エントランス

施主の思い

贅沢な景観を最大限楽しめる家

南側には相模湾、西側には箱根の山々を臨むことのできる贅沢な景勝地で、美しい景色を日々見渡しながら暮らしたかった。

住み続けるほどに魅力の増す家

また、時代によって評価が変わるデザインや、あからさまなモダン・スタイルではなく、時を経て味わいを増す本物の素材で作られた、住み続けるほどに深い魅力を持つ家にしたいと思っていました。

建築家はこう作った

季節の流れを楽しめる暮らしを

素晴らしい景色の臨める素晴らしい土地でしたので、2層吹き抜けの大空間に高さいっぱいまでガラスの開口部を作りました。景色の広がりを遮ることなく、緩やかな曲線を描く窓を配して、海から山までを一つの情景として視界に納めます。

海の四季、山の四季、それぞれが織りなす変化の美しさを、文字通り日々刻々と楽しめる空間に仕上がりました。

エントランスをわざと細く絞り込み、プライベートスペースを守る安心感を与えるとともに、その先に広がる景色をよりいっそう壮大に感じさせる工夫も凝らしました。

本物の素材が織りなす"熟する"という概念

施主T様の「住み続けるほどに深い魅力を持つ家にしたい」という言葉は、古びるのではなく、"熟する"ということと解釈しました。

"熟する"家の素材として選んだのは、無垢の木でした。

ナラ無垢の床材、タモの列柱、天然クォーツサイトの壁。
これらが癒合することで、重圧感もありつつ、まるで美しく手入れされた森に見立てることもできます。ルーバーや列柱を配置したことで、自然光の影の変化を楽しめる空間にもなりました。

自然に抱かれた家、そこに暮らす人の営みの美しさが、灯りとなって輝く。人生の喜びも悲しみも包み込み、人々の想いを優しく守り続ける家にふさわしい役割ではないでしょうか。

住宅基本情報

所在地 神奈川県 構造 木造一部鉄筋コンクリート造
地上2階地下1階建
延べ床面積
(㎡)
282.37㎡
施工事例提供

ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社

ハウジングオペレーションアーキテクツ

何十年経っても色あせない、町の文化遺産として後世に愛されるような高級注文住宅を、北海道を中心に国産材で作り上げるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。「古くならずに、深くなる」、年とともに愛着の深まる邸宅づくりの事例を紹介します。

ハウジングオペレーションアーキテクツ
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