東豊中の住環境を探る

東豊中の坪単価

東豊中の交通面

鉄道

東豊中エリアに鉄道は乗り入れておらず、最寄駅は大阪モノレール「少路駅」と北大阪急行電鉄「桃山台」です。どちらの駅も、東豊中エリアの中心部から、徒歩20分程度かかります。東豊中エリアには坂道も多く、自転車での移動には不便を感じる方も多いようです。そのため、駅から遠い場所に住む地域住民の方は、バスや車を利用する人が比較的多くなっています。

バス

東豊中エリアでは、阪急バスが利用できます。エリア内を通過するバスは、「豊中市内線30～39・49・45系統」の11路線です。豊中市内線30系統は、桃山台駅前から東豊中五丁目・四丁目・小学校前・団地前などを経由し、豊中へ向かうバスです。31～39系統も、東豊中五丁目から団地前までのバス停を経由します。

豊中市内線45系統は、千里中央から西町二丁目、東豊中、三ツ池、東豊中団地前、豊中高校前、豊中本町八丁目などを経由し、豊中へ向かうバスです。豊中市内線49系統は、発着地点は45系統と同じですが、豊中から東豊中二丁目を経由し、梅花学園前、上野小学校前などを経由し、千里中央へ向かう路線です。東豊中エリアを経由するバスは本数も多く、バスでの移動がしやすいエリアだといえるでしょう。

車移動

東豊中エリアの中央には、上野新田線が横切っています。また、島熊山東豊中線や大阪中央環状線のような大通りもあるため、車移動がしやすいエリアだといえるでしょう。千里インターチェンジへも近く、遠出する際にも便利です。

ただ、東豊中エリアには坂道やカーブが多いため、走行スピードには注意が必要。住宅街には一方通行の道もあり、道幅が狭くなっている箇所や坂道も多いため、慣れないうちは運転しにくいと感じるかもしれません。

東豊中の治安面

豊中市の中でも東豊中や上野は高級住宅地として知られており、資産家が多く住んでいるエリアでもあります。実際に東豊中エリアに住んでいる方からは、「富裕層が多く住む街で、マナーもしっかり守られている」「高齢者が多く穏やか」「怪しい人物がいたら逆に目立つくらいで治安はとても良い」といった声が上がっています。

治安の良いエリアだとはいえ、被害に遭わないとも限りません。夜道や人気のない道路を歩く際は、十分気をつけましょう。

東豊中の歴史

江戸時代は多くの範囲が農耕地として使われていた東豊中エリア。明治初期までは、豊中市内に100ヶ所以上のため池が存在していたとされています。現在でも三ツ池や青池など、市内には20ヶ所程度のため池が残されています。

豊中の地名が町村制の施行で誕生したのは1889年（明治22年）。豊島郡の中央に位置することから名付けられたといわれています。昭和初期になると山を切り開いての開発が進められ、東豊中は住宅街として変貌を遂げました。宅地化はどんどん進められ、ため池を埋め立て、その上に小学校や病院、文化ホールなど、さまざまな公共施設が建設されていったようです。

周囲の街より少し小高い丘となっている東豊中の地は、景色も素晴らしく、現在は風致地区にも指定されています。