豪邸を建てる » 豪邸のこだわりを知る » 豪邸に露天風呂を作る際のポイント
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露天風呂のある
豪邸への浪漫

家に温泉がある暮らしに憧れている人も多いことでしょう。豪邸を建てるなら、露天風呂を作りたいという方のために、自宅に露天風呂を作る場合のポイントを解説します。設置場所や設計のアイデア、信頼できる施工業者などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

こだわり

豪邸に露天風呂を作る際のポイント

外からの視線を遮る

露天風呂は外に設置するために、自宅の場合は外から見えないことを考える必要があります。自宅の敷地内であっても、外から丸見えになったり、ある場所から見えたりすると、落ち着いて入浴できないことも。

特に住宅が隣接している場合や、人通りの多い環境である場合には、2階以上の場所に設置するなど、工夫が必要になるでしょう。

実用性があるか

露天風呂が夢とはいえ、こだわりすぎて結局は使い勝手が悪かったり、掃除やメンテナンスが大変だったりして使わなくなるケースもあります。

月々のランニングコストもかかることを考えて、露天風呂に実用性があるかどうかも検討しましょう。

景観や解放感がマッチするか

露天風呂は屋外なので、景色や解放感を楽しむ醍醐味があります。ただし自宅のあるロケーションによっては、見晴らしがまったく期待できないこともあります。

外でお風呂に入る解放感が味わいたいだけなら、景色にこだわる必要はありませんが、コストをかけてまで露天風呂にする意義が薄くなることは否めません。

自宅のロケーション、方角、高低差、見晴らしなどの条件も考慮して、露天風呂の設計をしましょう。

音の問題が発生しないか

露天風呂は屋外にあるため遮るものがなく、外の音が直接聞こえてきます。自宅の場所にもよりますが、聞こえてくる音によってはお風呂でのリラックスが得られない、露天風呂の雰囲気が壊れるなどの問題があります。

逆に、露天風呂で出る音が近隣に対して騒音となる可能性もあります。水音は意外に響くものなので、近隣からクレームが出ると夜の露天風呂が使用できなくなることもあります。

露天風呂の設置場所

広い庭

豪邸に広い庭があれば、温泉旅館のような露天風呂をつくるのも実現できます。予算に応じて大きさや素材、デザインなどこだわってつくれるでしょう。

ただしプライバシーが確保できるよう、外からの目隠し対策は必要です。

中庭

目隠し対策になるのは、家の中庭に露天風呂をつくることです。コの字型やロの字型の家で囲ってしまえば、外からの目をほとんど気にすることなく露天風呂がつくれます。

ただし、家の中からは見えてしまったり、外の景色が楽しめなかったりといったデメリットもあります。

2階テラスやバルコニー

プライバシーにも配慮しながら景観も楽しめるのに良い設置場所は、2階のテラスやバルコニーです。高い位置にあるので、郊外や高台の場合は景色や夜空が楽しめるでしょう。

テラスやバルコニーでホームパーティを開きながら、露天風呂を楽しむことも可能。

ただし2階とはいえ、周囲に住宅や建物があれば目隠し対策は必要となります。ジャグジーなど設置する場合には、音の問題にも気をつけましょう。

屋上

景観を楽しみたいなら、屋上に設置するのがおすすめです。施工コストはほかの場所より高くなりますが、プライバシーも確保しながら解放的な景色が楽しめるでしょう。

ほかに高い建物がない場合には目隠しの必要がないかもしれませんが、意外な場所から丸見えになることもあるので、注意してください。

屋上へ設置すると、着替えや掃除で移動が大変なこともあるので、使いづらくならないよう設置方法を工夫する必要があります。

アウトドアリビング

アウトドアリビングとは、リビングの一部が屋外にあることを差します。屋外にあるリビングの一部を露天風呂にしてしまうという、オリジナリティあふれた設置場所です。リビングからガラスドアを隔ててテラスに繋がるような感覚なので、広い空間を感じることができ、より気軽に露天風呂を楽しむことができます。

ただし、リビングからお風呂は丸見えなので、来客時にはお風呂に入れないなどのデメリットもあります。

露天風呂の設計アイディア

庭側の窓を全面ガラスに

一般的にお風呂の窓は目隠しのために磨りガラスなどが使われていますが、庭に面した窓を全面大きなガラス張りにすると露天風呂のような解放感のある浴室になります。

これだけでも景観の楽しめるお風呂になりますし、ブラインドなどを設置すれば目隠しにもなります。

通常の浴室に天窓

露天風呂は施工コストもかかるし、住宅街なので難しいと思っている方でも、通常の浴室を工夫するだけで露天風呂のような解放感を味わうことが可能です。

浴室に天窓を付けると、昼間は自然光、夜は月や星を楽しむことができます。平屋か上に部屋がこないように設計する必要がありますが、天窓なら周囲の目もほぼ気にすることなく、露天風呂気分で毎日お風呂に入れます。

さらに開閉可能な天窓にすれば、より露天風呂の雰囲気に近づけることができるでしょう。

アウトドアリビングに露天風呂を設置

アウトドアリビングとは、リビングの一部が屋外にあることを差します。屋外にあるリビングの一部を露天風呂にしてしまうという、オリジナリティあふれた設置場所です。リビングからガラスドアを隔ててテラスに繋がるような感覚なので、広い空間を感じることができ、より気軽に露天風呂を楽しむことができます。

ただし、リビングからお風呂は丸見えなので、来客時にはお風呂に入れないなどのデメリットもあります。

大きな浴槽を半露天に

基本的に浴室は外に面した位置につくることが多いですが、思い切って外との仕切りを可変式にすると、半露天風呂として楽しむことができます。

天気が良い日や、露天風呂を楽しみたい日には仕切りを開け放してしまえば、屋根付きの露天風呂のようになります。

仕切りの外には目隠しが必要ですが、浴槽から見える部分が庭などお気に入りの景観だと快適に入浴できるでしょう。

天気が悪くても、仕切りを締めてしまえば屋内のお風呂になるので、実用的でもあります。

庭に置くだけの五右衛門風呂

庭に露天風呂を設置したい場合、掘ったり岩を敷き詰めたりすると、工事が大変になるばかりか、コストもかかります。

庭のスペースに五右衛門風呂を置くだけで、露天風呂ができます。屋上や屋内につくるのが難しい場合や、すでに家を建ててしまった後でも露天風呂を作ることができ、コストも抑えられます。

温泉を引いてきたり、体を洗うスペースを作ったりする必要はありますが、庭の一部がそのまま露天風呂になるので快適です。周囲から見えないよう、目隠しはしっかり設置しましょう。

露天風呂にこだわるなら

家を建てるなら露天風呂にこだわりたいけれど、どこにお願いしたら理想の露店風呂付きの家が建てられるのでしょうか。

通常の浴室は工務店など家を建てる業者の範疇ですが、露天風呂は「造園」や「リフォーム」の範疇になります。

そのため、外構工事を扱う業者が露天風呂を設置できる業者ということになります。

しかしながら、個人宅で露天風呂を設置することは多くないため、経験豊富な業者を探すのは大変です。そこで、豪邸の設計・建築に長けている「ハウジングオペレーションアーキテクツ株式会社」に相談することをおすすめします。高級住宅を多く扱っているので、理想的なアイデアも提案してくれます。

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