軽井沢の別荘地としての魅力
歴史が醸し出すステイタス
宣教師の「発見」から始まった軽井沢の歴史
元々は中山道の宿場町として栄えてきた軽井沢。明治以降は時代の変化とともに一時期、そのにぎわいを失いかけました。しかし、明治19年にカナダ人宣教師が同地を訪れ、その美しい風土と気候を「発見」します。以後、キリスト教の宣教師とその家族たちが別荘を持ち始め、有産階級の日本人たちも別宅を構えて、同地の基礎が完成します。
キリスト教的な高潔さが町の根底に流れている
軽井沢の発展とともに訪問者が増えると、旅行者を受け入れる貸別荘やホテルが充実を見せ始めました。大手資本の参入も相次ぎます。
現在に至るまでゴルフ場、テニスコート、大型宿泊施設、乗馬施設、商業施設などが次々と誕生していますが、一方で「軽井沢」は宣教師たちが作り上げた町です。キリスト教的な清潔で善良な精神が根底に流れており、軽井沢の風俗を高潔に保とうとする誇りとプライドが住民にも確かに受け継がれています。
120年近くの歴史が作り上げてきた風格と品格がある
全国には大手資本によって開発された避暑地がたくさんありますが、軽井沢には100年以上の時間を掛けて、自然発生的に開拓されてきた避暑地としての品格、風格が感じられます。そうした独特の雰囲気が、軽井沢のステイタスの源となっています。
涼しい気候
避暑地の豊かな緑と濃霧が涼感を高める
軽井沢は浅間山の南麓にあり、標高950mから1,200mの緩やかな斜面に広がっています。高燥な高原に位置するため夏でも冷涼な気候が魅力的で、真夏の8月でも平均気温は20.5℃です。
別荘地にはモミ、コブシ、ミズナラ、コナラなど豊かな植生が目立ち、木陰も多く、そのすがすがしい涼感は特筆に値します。7月、8月の真夏には月間で20日近く濃霧が発生するため、体感温度はさらに下がります。
軽井沢の涼感は土壌にも秘密がある
軽井沢の涼感は、浅間山の南麓に位置する軽井沢の土壌にも理由があります。浅間山と離山の噴火によって堆積(たいせき)した土壌には、火山灰土や軽石が多く、水はけがいいという特徴があります。雨が降っても地表に残らず、地下に浸透してしまうため、湿気が少なく空気が乾燥してカラッとした涼しさが感じられるといった特長もあります。
月平均気温 (℃) |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
軽井沢 | -3.6 | -2.5 | 0.1 | 7.3 | 13.5 | 15.0 | 21.3 | 20.4 | 15.6 | 10.1 | 3.9 | -1.8 |
東京 | 5.8 | 6.9 | 8.5 | 14.7 | 20.0 | 22.0 | 27.3 | 26.4 | 22.8 | 16.8 | 11.9 | 6.6 |
月平均気温 (℃) | 軽井沢 | 東京 |
---|---|---|
1月 | -3.6 | 5.8 |
2月 | -2.5 | 6.9 |
3月 | 0.1 | 8.5 |
4月 | 7.3 | 14.7 |
5月 | 13.5 | 20.0 |
6月 | 15.0 | 22.0 |
7月 | 21.3 | 27.3 |
8月 | 20.4 | 26.4 |
9月 | 15.6 | 22.8 |
10月 | 10.1 | 16.8 |
11月 | 3.9 | 11.9 |
12月 | -1.8 | 6.6 |
(※1)(※2)
(※1)参照元:気象庁|過去の気象データ検索 軽井沢 2017年(月ごとの値)(※2)参照元:気象庁|過去の気象データ検索 東京 2017年(月ごとの値)
軽井沢一帯の基準地価一覧
基準値住所 | H30年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(円) |
---|---|---|
軽井沢町大字軽井沢字上御原308番11外1筆 | 92,500 | +2,000 |
大字長倉字新田3631番3 | 40,000 | +500 |
大字長倉字小谷ヶ沢2139番1559 | 20,700 | +300 |
軽井沢東39番18 | 66,000 | +700 |
大字追分字児玉堰西67番49 | 14,600 | +300 |
大字軽井沢字長倉往還南原1052番142 | 52,700 | +1,700 |
大字軽井沢字屋敷東側下786番2 | 287,000 | ±0 |
中軽井沢11番17 | 55,000 | -500 |
大字軽井沢字東野沢原1151番14 | 134,000 | ±0 |
御代田町大字御代田字大林4108番1226 | 18,300 | ±0 |
大字御代田字休ケ原2714番38 | 20,300 | +200 |
大字御代田字一里塚2484番3 | 21,500 | ±0 |
大字御代田字一ノ沢4106番49外1筆 | 13,800 | ±0 |
立科町大字芦田字下宮地裏1668番24 | 11,100 | -200 |
大字芦田字上町屋敷2687番1 | 13,000 | -300 |
大字芦田字西赤羽根1868番6外3筆 | 16,000 | -300 |
軽井沢町大字軽井沢字上御原308番11外1筆 | 92,500 | +2,000 |
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大字長倉字新田3631番3 | 40,000 | +500 |
大字長倉字小谷ヶ沢2139番1559 | 20,700 | +300 |
軽井沢東39番18 | 66,000 | +700 |
大字追分字児玉堰西67番49 | 14,600 | +300 |
大字軽井沢字長倉往還南原1052番142 | 52,700 | +1,700 |
大字軽井沢字屋敷東側下786番2 | 287,000 | ±0 |
中軽井沢11番17 | 55,000 | -500 |
大字軽井沢字東野沢原1151番14 | 134,000 | ±0 |
御代田町大字御代田字大林4108番1226 | 18,300 | ±0 |
大字御代田字休ケ原2714番38 | 20,300 | +200 |
大字御代田字一里塚2484番3 | 21,500 | ±0 |
大字御代田字一ノ沢4106番49外1筆 | 13,800 | ±0 |
立科町大字芦田字下宮地裏1668番24 | 11,100 | -200 |
大字芦田字上町屋敷2687番1 | 13,000 | -300 |
大字芦田字西赤羽根1868番6外3筆 | 16,000 | -300 |
参照元:平成30年地価調査の概要/長野県(https://www.pref.nagano.lg.jp/shinko/infra/tochi/chika/seido/h30.html)
リゾートとしての環境が整っている
明治期に宣教師が別荘を建て始め、大正、昭和と発展していく過程で、軽井沢はリゾート地としての環境が整備されてきました。
テニスコート、スケートリンク、ゴルフ場、ホテル、飲食店、店舗、文化施設が次々と誕生し、今ではJR軽井沢駅を中心として、大変なにぎわいを見せています。
駅の南には軽井沢プリンスショッピングプラザがあり、さらにその南側には軽井沢プリンスホテルなどの宿泊施設やゴルフ場が大規模に開発されています。
北側には旧軽銀座通りがあり、中軽井沢の方へ行けば、教会、美術館、軽井沢野鳥の森、温泉施設が点在します。滞在者向けのスーパーマーケットなども別荘地の周辺に充実しているため、買い物にも困りません。
軽井沢の別荘例
軽井沢でおすすめの別荘地一覧
新軽井沢
軽井沢の顔として、近年大型ショッピングモールやホテルの建設に加え、別荘地の開拓も進んでいるエリアです。2015年の北陸新幹線の開業に伴い、観光客も年々増加。今や軽井沢の玄関口として様々な観光スポットを構え、人気を集めています。少し南に移動すれば、矢ケ崎山や扇平といった別荘地があるため、軽井沢の中心地に別荘を構えたい方におすすめのエリアです。
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旧軽井沢
軽井沢の歴史をつかさどる旧軽井沢エリア。日本の別荘地の先駆けでもあるこのエリアは、今もなお古き良き時代の伝統と自然の面影を残すことから、多くの富裕層の間で人気を集めています。周辺には商店街や教会、美しい自然が織りなす絶景スポットなど、様々な施設・文化があり、別荘地としはもちろん、定住地として移り住む人も多いほど魅力あるエリアです。
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中軽井沢
江戸時代より、草津温泉の入り口として栄えてきた中軽井沢。軽井沢のなかでも比較的湿気が少なく、気温も低いことから夏場の避暑地としても最適なエリアです。また、北側にある上ノ原や千ヶ滝、星野などは、軽井沢のなかでも随一の高級別荘地エリア。周辺には温泉が数多く存在しており、過ごしやすい気候のなか浸かる温泉は格別です。
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南軽井沢
「軽井沢ゴルフクラブ」が開設されたことをキッカケに、続々と別荘地が開拓されていった南軽井沢。ゴルフ場以外にも、テニスコートやアイスリンク、人工芝でできたグラウンドなど様々なスポーツ施設が立ち並ぶエリアです。また、中心地である新・旧軽井沢エリアから少し離れた場所に位置するため、自然豊かでのどかな雰囲気が味わるエリアとして人気を博しています。
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追分
軽井沢の西側に位置する追分エリアの魅力はなんといっても、江戸時代の雰囲気漂うその風情にあります。江戸時代に栄えたとされている中山道や追分宿といった街道には、当時の歴史を感じさせる旧跡や名跡が数多く残っており、それらを好む文化人が次々に別荘を建てたと言われています。観光地化されていないエリアのため、豊かな自然が残っているのも魅力の一つです。
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御代田
追分に並び、西軽井沢エリアの一角として人気のある御代田町。浅間山の麓に位置することから、季節を感じられる四季折々の自然が魅力のエリアです。周辺には公園や病院、学校があり、5分ほど車を走らせれば大型スーパーでの買い物も可能。生活環境に優れていることから定住者も多いエリアとなっています。
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南ヶ丘・南原
軽井沢の中でも特に閑静な街並みが続く南ヶ丘・南原。国道18号線沿いにはカラマツの並木道があり、また山も広がることから「軽井沢の奥座敷」とも呼ばれている緑豊かなエリアです。軽井沢駅から2km以内の場所もあり、アクセス面にも優れています。グルメ通りと呼ばれるレストランが集まる場所には、ジョンレノンが愛した喫茶店も。古くからの文化を今尚残す、ハイソサエティーな高級別荘地です。
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