ウッドテラスのある豪邸の施工事例

通りに面して、曲線を描くレンガタイルの外壁が設けられています。開口部を最小限にとどめたモノコック的な外観が堅牢性を誇示する一方で、曲線が優しい印象を与えています。

アプローチの天井には室内と連続した木目の美しい国産材が用いられているため、屋外に居ながら室内に居るような居心地の良さを感じます。木目の美しい扉も、穏やかな印象を醸し出しています。

たたきを十分に確保した玄関になります。扉の両脇にガラス窓を設けて、視認性と彩光を確保しています。ホールとたたきの間に設けられた太い上がり框も印象的です。

1階のリビングとダイニングには屋外の緑を借景にする大開口部が設けられています。木目の美しいタモなどの無垢材が多用される空間からは、森の中に暮らしているような印象を受けます。

リビングの外には近くの河川に張り出す形で、ぬれ縁のようなテラスが設けられています。軒の木目も美しい空間で、河畔の緑を落ち着いて楽しめます。

木立に面した大開口部だけではなく、リビングは中庭にも面しています。周辺からの視線が遮断されるように計算された中庭から、陽光が降り注ぎます。

木立に面して壁面全体に開口部がとられているため、リビングやダイニングだけでなく、中二階のスキップフロアに設けられた書斎からも、緑の美しさが楽しめるようになっています。

縁なしの畳が敷かれた和室も設けられています。引き込み障子がアクセントとなっており、木目の美しいテーブルも独特の味わいを空間に添えています。

外部からの視線を遮断した中庭に面して開口部を設けた浴室になります。明るい空間で入浴できる楽しさがあります。