岐阜の別荘地としての魅力
独自の地形による景色やグルメを堪能
季節・地域ごとに変化する多彩な魅力を楽しめる
岐阜は山岳や平野などさまざまな地形で構成されているため、地域や季節によって多彩な表情を見せてくれるのが魅力です。雪の多い地域なら雪景色やウィンタースポーツを楽しめ、夏は山に囲まれた緑豊かな自然のなかでハイキングやサイクリングなどを満喫することができます。
飛騨牛や川魚などのグルメを味わえる
岐阜は高級ブランド牛で知られる飛騨牛の産地としても知られています。飛騨牛を使った焼肉やすき焼き、高山名物の朴葉(ほうば)味噌、カレー、コロッケなどのグルメを楽しむことが可能。また、長良川で育った鮎やアマゴなど新鮮な川魚を味わえるのも魅力です。そのほかにも、高山ラーメンやB級グルメで有名な鶏ちゃん、富有柿などさまざまなグルメが揃っています。
南北で気候と風土が異なるエリア
地域によって夏と冬の快適さが変わってくるので別荘地選びは慎重に
岐阜県は北部の飛騨地方と南部の美濃地方に分けられ、南北で気候が異なります。標高1,000~3,000mの山が連なる飛騨地方の夏は涼しいものの、冬は積もるほど雪が降るところも。
南部の美濃地方は平野部と山間部に分かれ、西側の平野部の冬は山間部と比べて温暖な気候をしているのが特徴です。一方で東側の山間部の夏はかなり暑く、冬は寒い気候をしています。
地域によって季節ごとの気候や楽しめることが変わってくるため、別荘を建てる際は避暑地としての役割を重視するのか、もしくはウィンタースポーツを気軽に楽しめるところにするのか、など目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
月平均気温 (℃) |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
岐阜 | 4.6 | 7.3 | 11.8 | 15.0 | 19.3 | 23.8 | 27.7 | 27.8 | 24.2 | 20.1 | 13.0 | 7.2 |
東京 | 5.4 | 8.5 | 12.8 | 15.1 | 19.0 | 22.7 | 25.9 | 27.4 | 22.3 | 18.2 | 13.7 | 7.9 |
月平均気温 (℃) | 岐阜 | 東京 |
---|---|---|
1月 | 4.6 | 5.4 |
2月 | 7.3 | 8.5 |
3月 | 11.8 | 12.8 |
4月 | 15.0 | 15.1 |
5月 | 19.3 | 19.0 |
6月 | 23.8 | 22.7 |
7月 | 27.7 | 25.9 |
8月 | 27.8 | 27.4 |
9月 | 24.2 | 22.3 |
10月 | 20.1 | 18.2 |
11月 | 13.0 | 13.7 |
12月 | 7.2 | 7.9 |
(※2)参照元:気象庁|過去の気象データ検索 東京2021年(月ごとの値)
岐阜の基準地価一覧
基準値住所 | R4年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
高山市 | 109,900 | -2.42 |
岐阜市 | 79,450 | -0.69 |
大垣市 | 60,683 | -0.81 |
岐南町 | 59,728 | +0.18 |
基準値住所 | R4年:基準地1㎡当たりの単価(円) | 前年比(%) |
---|---|---|
高山市 | 109,900 | -2.42 |
岐阜市 | 79,450 | -0.69 |
大垣市 | 60,683 | -0.81 |
岐南町 | 59,728 | +0.18 |
参照元:土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/gifu/)
岐阜周辺の観光スポット
【白川郷】

画像引用元:一般社団法人 白川郷観光協会公式ホームページ(https://shirakawa-go.gr.jp/highlights/)
日本の農村文化や暮らしを感じられる美しい景観が評価され、1995年にユネスコの世界遺産に登録された合掌造り集落の白川郷。夏は青々とした田園風景、冬は雪化粧をまとった合掌集落、と都会では見られない日本の原風景が郷愁を誘います。
【岐阜城】

画像引用元:岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」(https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_912.html)
金華山の山頂に位置し、岐阜市のシンボルになっている岐阜城。かつては斎藤道三や織田信長の居城で、現在の城は昭和31年に復興されたものです。場内には織田信長をテーマにした資料展示室のほか、岐阜市内を一望できる展望台などがあり。また、戦国時代から残る石垣も見どころです。山頂駅までは、金華山ロープウェーでアクセスできます。
【名もなき池(通称:モネの池)】

画像引用元:岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」(https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_5094.html)
フランスの画家であるクロード・モネの代表作「睡蓮」の景色とそっくりな池としてSNSで話題となり、一気に知名度を上げた名もなき池。モネの池と呼ばれ、透明度の高い湧き水に咲く睡蓮や優雅に泳ぐ色鮮やかな錦鯉の姿がSNS映えするとして、多くの観光客で賑わう人気スポットとなっています。
【下呂温泉】

画像引用元:岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」(https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_1193.html)
兵庫の有馬温泉、群馬の草津温泉と並んで日本三名泉のひとつにあげられる下呂温泉。飛騨川を中心に温泉街が広がっており、歓楽地としての賑わいと自然豊かな山里の風情が調和した雰囲気が魅力となっています。下呂温泉のお湯は、お肌がなめらかでつるつるになる美肌の湯として人気。
お得な「湯めぐり手形」も発行しており、加盟している3軒の旅館の温泉を楽しめます。また、無料で利用できる足湯も点在しているため、散策で疲れた足を癒すのにおすすめです。
岐阜の別荘地(避暑地)
荘川
飛騨高山の別荘地として知られる荘川。夏は避暑地として、冬はウィンタースポーツ、とさまざまな楽しみ方ができるエリアです。四季折々の豊かな自然が広がっており、都会にはない穏やかな時間を過ごしたい方におすすめ。新穂高ロープウェイや飛騨の里など、景観や歴史を楽しめる観光スポットも点在しています。
ひるがの
霊峰白山を一望でき、植物や渓流などの豊富な自然が広がる別荘地です。標高900m前後の位置にあるので夏でも涼しく、名古屋や大阪方面から行き来しやすい避暑地を探している方におすすめ。観光スポットも多く、家族で過ごす別荘地としても最適な環境が整っています。
高鷲
標高900mの高原にあり、真夏でも30℃を超えることがほとんどない過ごしやすい気候から避暑地としての人気が高まっている高鷲。冬は雪が積もるものの、雪まつりや冬の乗馬など子どもと楽しめるイベントも開催されています。また、チューリップやラベンダーなど四季折々の植物を満喫できるのも魅力です。
郡上
岐阜県中部にある郡上市は白山信仰の拠点として多くの参拝者でにぎわいを見せた土地で、さらに城跡や史跡など歴史や文化を感じるスポットも豊富です。別荘を拠点にさまざまな場所を巡ることができるため、歴史や探訪好きの方にとっては何度訪れても興味の尽きないエリアです。
高山
飛騨の小京都とも呼ばれ、江戸時代の城下町が今もなお残っている高山。歴史を感じる古い街並みや白川郷など現実世界を忘れさせてくれるような光景が広がっており、都心の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい方にとっては魅力的な環境と言えるでしょう。
岐阜での別荘・移住ライフとは?
四季折々の景色や土地ごとの風景と「聖地」
岐阜県には山岳エリアや平野部分などがあり、その土地ごとや四季折々の景色が楽しめる点が重要です。また、岐阜はアニメやゲームの舞台になったりモデルとして活用されたりしたエリアも多く、人気映画の一場面を体感できる「聖地」としてファンから愛されているケースも少なくありません。
岐阜には別荘地として魅力的とされる土地も複数あり、別荘を建てる人のニーズや目的に合わせて比較検討できることもポイントです。
アクティブな人にもリラックスしたい人にもおすすめ
例えば冬の間に積雪量の多いエリアであればスキーやスノーボードといったウィンタースポーツを楽しむことができます。高所にあるエリアであれば夏でも避暑地として快適に過ごしやすい上、山登りや渓流下りを楽しむこともできるでしょう。
もちろん、穏やかな気候の中でのんびりと暮らしたいという人にとっても、リラックス環境を満喫できるおすすめスポットです。
岐阜のおすすめイベント・体験
アニメの舞台を詣でる「聖地巡礼」
岐阜県の飛騨高山などは人気アニメ「君の名は。」を筆頭に複数のアニメやゲームの舞台として使われており、関連イベントや聖地巡礼スポットとして知名度を獲得しています。また日本のサブカルチャーは海外からの旅行者にとっても注目ポイントの1つになっているケースがあり、日本のアニメや漫画などを愛する海外からのゲストやそのファミリーを案内する上で楽しみを広げやすくなるかも知れません。
飛騨高山の酒蔵のん兵衛まつり
飛騨高山周辺は日本酒の産地としても知られており、高山市内にある酒蔵などが共同して日本の伝統的な街並みの中で酒蔵巡りや地酒の飲み比べなどを行えるイベントも開催されています。
開催時期は6月上旬から7月上旬までの1ヶ月間ほどとなっており、関連してスタンプラリーや名産品を商品としてゲットできるチャンスといったイベント企画も一緒に用意されていることが魅力です。
お酒好きはもちろん、お酒をあまり飲めない人でも一緒に街並み散策などを楽しめる点も特徴でしょう。
夜の川面に灯りがきらめく小瀬鵜飼
清流長良川では毎年、5月頃から10月頃にかけて日本古来の伝統に則った鵜飼いを見学することが可能です。
夜の長良川でたいまつの明かりを頼りに、鵜匠が見事に鵜を操りながら魚を捕っていく姿は、一千年以上の歴史の価値を感じられるイベントであると同時に、キラキラと光が踊る見た目にも美しい伝統芸術として楽しめることが魅力となっています。
なお、鵜飼いの船が出るかどうかは当日の天候等にも左右されるため事前に確認するようにしてください。