高級ダイニングテーブルを選ぶポイント
形
ダイニングテーブルに限らず、室内に配置する家具やインテリアを選ぶ際にはサイズや形に注目することが大切です。
ダイニングテーブルの形状や大きさは日常的に使用する上で重要となる機能性や利便性を追求しつつ、豪邸としての設計コンセプトや空間デザインのテーマに合わせて一体感のあるものを選択することがポイントです。また形は天板だけでなく、必ず脚や側面にもこだわって選びましょう。
素材
高級ダイニングテーブルの素材や使用感やデザイン性に直結するポイントの1つであり、天然木や天然石といった自然由来のダイニングテーブルを選択するのか、それとも金属を採用してモダンな雰囲気を演出したダイニングテーブルを選択するのかなど、施主のこだわりや豪邸の雰囲気によっても正解が異なります。
また素材はダイニングテーブルの強度や寿命にも関わるため、じっくりと考えるようにしてください。
使用人数
ダイニングテーブルの大きさやサイズ、機能性や利便性を検討する際にも意識すべきポイントとして、何人がそのテーブルを使用するのかという人数は重要です。
家族だけで使うのであれば家族の人数が前提になりますが、ゲストを招いて食事をするような予定があれば必然的にそれを含めた人数が基準になるでしょう。
そのためライフスタイルも合わせて考えなければなりません。
部屋のテイスト
どれだけ人気の海外ブランドから最高品質の高級ダイニングテーブルを輸入したとしても、そもそも部屋や家のテイストにマッチしていなければ不協和音として違和感が増大するばかりです。
高級ダイニングテーブルは美しい家具であると同時に豪邸の一部であり、全体のテイストや雰囲気を意識して検討することが大切です。
人気の海外高級ダイニングテーブルブランド
Cassina(カッシーナ)
Cassina(カッシーナ)はイタリアで17世紀に創設されたインテリアブランドであり、1927年に改めてチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナの両名によってカッシーナ社として設立されました。
世紀を超えて様々な家具を提供してきたカッシーナの製品の中には、美術館のコレクションにも加わるほどの歴史的価値や芸術的価値を有するものもあり、豪邸に相応しいハイレベルな高級ダイニングテーブルを考える際には注目したい高級ブランドの1つです。
Molteni&C(モルテーニ)
Molteni&C(モルテーニ)はイタリアの高級家具ブランドであり、イタリアを発祥とする国際家具見本市の「サローネ・デル・モービレ・ミラノ」の創設メンバーでもあります。
イタリアンモダンスタイルのシンプルさと機能性を追求しながら、各時代の著名なデザイナーや建築家とも協力して各時代のニーズにマッチした高級ダイニングテーブルを展開しており、高品質な技術力を誇る一方で価格帯として手を出しやすい金額を設定するなどコストパフォーマンスにもこだわっています。
B&Bイタリア
B&Bイタリアは起業家ピエロ・アンブロージオ・ブスネリが1966年に設立した家具メーカーであり、ミラノ北部に本社を構えながら国内外で精力的にブランドアイテムを展開してきました。
現代的な文化を象徴するB&Bイタリアスタイルは、各時代のライフスタイルに合わせたテーマ性を盛り込みながら、様々な分野の技術やノウハウを集結して設計・生産されることが特徴です。
現代的でありながら伝統技術を土台とした高級ダイニングテーブルを求めるユーザーに人気があります。
Minotti(ミノッティ)
Minotti(ミノッティ)はミラノの北部にあるメダという街に本拠を構える高級家具ブランドであり、またメダはイタリア貴族の別荘や別宅に使われる高級家具の産地としても知られた地域です。
1970年代からモダンイタリアのスタイルで高品質なインテリアを生産してきたクラシカルな工房は、やがて1998年からグローバル展開を始めてからもバイオーダーのこだわりを徹底しており、現在はイタリアの高級ダイニングテーブルのメーカーとして世界中のファンから愛されています。
Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)
Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)は1912年にイタリアで誕生した高級家具ブランドす。1世紀以上にわたって世界中の人々や豪邸へ高級ダイニングテーブルなどの家具を提供してきました。
創業以来、一貫したクラフトマンシップを徹底しており、厳格な品質検査を設定して各工程に一切の妥協を許さない姿勢が信頼の根拠になっています。
住宅だけでなくフェラーリやマセラティといった高級車の内装やEC議事堂など国際機関のインテリアも手がけるブランドです。
DePadova(デパトヴァ)
DePadovaは1956年にMaddallena DepadovaとFernando Depadovaの夫婦によって創設された家具ブランドです。当時のイタリアでは珍しかった北欧スタイルやアメリカンスタイルの家具も取り入れながら、時代の慣習や様式に縛られない自由で美しい感性によって家具を提供。流階級の考えも変えるほどの洗練された魅力を放っており、その意欲的なマインドは現在に至るまで受け継がれています。
天然木やファブリックを使った家具はモダンで独創的でありながら、伝統的な美しさも感じさせる逸品です。
porada(ポラダ)
porada(ポラダ)はイタリアの家具メーカーとして1948年に創業された人気ブランドであり、「自然界にも人体にも直線は存在しない」という理念にもとづいてデザインされるポラダの家具は、天然木の優美さや自然の雄大さを感じさせつつ、家との一体感を演出してくれるものになっています。
天然木の質感を活かしたアーティックなダイニングテーブルは、豪邸をあたかも1つの芸術空間に演出するような魅力を持っており、イタリアの木工家具職人の技術を味わえるアイテムです。
Porro (ポロ)
Porro (ポロ)はジュリオ・ポロとステファノ・ポロの兄弟が1925年に設立した家具メーカーです。当初はクラシカルなフランス家具やイギリス家具をイタリア的な感性によってオリジナル解釈のもとで再現していました。
その後も世代交代を行いながらポロは家族経営を行い、やがて1950年代にモダンデザインを取り入れた家具の製作を開始。著名な建築家とも協力しながらモジュラー型家具といった現在の主力製品を生み出しました。
TECTA(テクタ)
TECTA(テクタ)は1972年にドイツで創設されたインテリアメーカーであり、バウハウスのデザイン思想を受け継いだ家具ブランドとしても人気です。
左右非対称の珍しいデザインでありながら、優れた機能性を有する高級ダイニングテーブル「M21」を皮切りに、TECTA(テクタ)は数十年にわたって世界中で人気を集める高級家具を生み出しています。ドイツではダイニングテーブルとして個人の住宅へ配置されるだけではなく、重要な会議の場面でも使用されることも。幅広い愛され方をしています。