フランスの高級家具の魅力
ヨーロッパの中でも特に芸術やファッション文化の発祥地として知られるフランスは、各時代で様々なスタイルを創造しており、家具やインテリアについてもブランドごとの個性が際立ちます。
特に高級家具ブランドとして人気の「ligne roset(リーン・ロゼ)」を始め、アートブランドの「FREDERIQUEMORREL(フレデリックモレル)」をはじめとする世界的に有名なブランドが多いこともフランスの特徴です。
フランスの高級家具ブランド
ALKI(アルキ)
フランスの高級チェアブランドとして知られるALKI(アルキ)は、元々1981年にバスク地方の小さな村で、5人の友人グループによって設立されました。
経済的に困難な状況を打開しようと、5人は伝統技術と現代技術を融合させてモダンスタイルを追求したデザインチェアを制作し、やがてそれは世界中でファンを獲得していきます。
林業管理が徹底された固有林で採取した素材にこだわるなど、持続可能な森林育成や社会の実現に寄与していることもポイントです。
EHALT(エハルト)
EHALT(エハルト)は1924年に彫刻家チャールズ・エハルト(Charles Ehalt)によって、フランスのアルザス地方で設立された工房を起源とする家具メーカーです。
第二次大戦以降にリビング家具の製造販売で成功を収め、20世紀の半ばからはルイ16世様式やジョージアン様式といったロイヤルアンティークスタイルへ特化した高級家具ブランドとしての道を歩み始めました。
また1940~1960年頃のエハルトの家具は、それ自体がアンティークとして世界中でファンを獲得しています。
ligne roset(リーン・ロゼ)
フランスの高級家具ブランドやライフスタイルメーカーとして知られるligne roset(リーン・ロゼ)は、1860年にフランスのリヨン郊外で創設された家具メーカーです。
設立当初は木工所として家具メーカーへ素材を供給してフランス国内の家具業界を支え、その後はデザイナーとのコラボによって本格的に家具ブランドとして成長を遂げました。
現在では世界67カ国へ事業拠点を展開し、数多くの専属デザイナーがソファやキャビネット家具、照明などインテリア全般をコーディネートしています。
Roche Bobois(ロッシュ ボボア)
Roche Bobois(ロッシュ ボボア)は世界60カ国へ営業ネットワークを展開している高級家具ブランドです。日本では2017年4月に東京・青山で旗艦店がオープンしました。
さりげない日常の喜びやひらめきを大切にしながら、暮らしの中にアートを取り入れるフランスの伝統的ライフスタイル「Art de vivre」をコンセプトに掲げ、デザイナーの独自解釈によって各時代のスタイルを現代的にアレンジしたインテリアを定期的に発表しています。

