豪邸を建てる » 豪邸のこだわりを知る » ステンドグラスの彩りがもたらす上質な空間
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ラグジュアリーな空間を!豪華で上品なステンドグラス窓

こだわり

そもそもステンドグラスとは?

ステンドグラスとは、たくさんの種類の色ガラスを鉛でつなぎ合わせ、模様や絵を表現したもののこと。ステインには染色する・着色するなどの意味があり、ステンドグラスはガラスに金属酸化物を混入させる手法で着色されています。

国内にあるステンドグラスが美しい建物としては、北海道小樽にある「ステンドグラス美術館」や箱根にある「箱根彫刻の森美術館」などが有名。ステンドグラスというと教会をイメージする方も多いかもしれませんが、インテリア性の高さから住宅のドアや窓にも取り入れられています。

ステンドグラスの魅力ポイント!

ステンドグラスの魅力は、なんといってもそのデザイン性の高さ。ステンドグラス自体のデザイン・柄はもちろん、朝や夕方などによって見え方の変わる光の変化がラグジュアリーな空間を演出してくれ、豪邸との相性も抜群です。ステンドグラスのもたらす豪華で上品な雰囲気が、豪邸での過ごす時間をより豊かなものとしてくれるでしょう。

また、ステンドグラスのようなカラーガラスは視線を遮ってくれるので、プライバシーを確保できるのも魅力。ペアガラス(複層ガラス)にすれば強度を高めることもでき、セキュリティ面でもメリットがあるのは嬉しいポイントです。このようにステンドグラスは、デザイン性・機能性ともにさまざまな魅力を持ち合わせています。

ステンドグラスのメリット

ステンドグラスのメリットとしては、「デザイン性」「機能性」の2つがあげられます。

ステンドグラスは通常のガラスよりもデザイン性が高いので、住宅に取り入れると生活空間に彩りが生まれ、華やかで上質な空間に仕上がります。ゲストが多く訪れる玄関や人が集まりやすいリビングの窓に設置されるのが一般的です。人の目につきやすい場所に取り入れることで、来客者にもステンドグラスのもたらす華やかな魅力を感じてもらえます。

ステンドグラスというとデザイン性にばかり注目されますが、実は機能性に優れているのも人気の理由です。ステンドグラスには外からの視線を遮ってくれる効果があり、それでいて十分に採光できるのも魅力。プライバシーの確保と採光を両立でき、快適な住空間を実現できます。

ステンドグラスのデメリット

さまざまな魅力を持ち合わせているステンドグラスですが、デメリットも存在します。ステンドグラスを検討するうえで知っておきたいデメリットについて、一緒に見ていきましょう。

設置する場所によって見え方が変わる

光が差し込むことで本来の美しさを楽しむことができるステンドグラスは、設置する場所の方角によって見え方が変わってくるので注意が必要です。日光の入りにくい北側の窓だと、ステンドグラスの持つ美しさが十分に発揮されない可能性があります。

高額な費用が必要!?

すべて手作業で制作するステンドグラスは、通常のガラス窓や既製品のドアに比べて費用がどうしても高額になります。細かい模様ほど価格が上がっていくため、模様にこだわりたい場合は予算とのバランスに注意しましょう。本物にこだわらないのであれば、ステンドグラス風の量産品という選択肢もあります。

ただ、豪邸にふさわしいデザイン性・意匠性は、本物のステンドグラスだからこそ味わえる魅力です。本物のステンドグラスにこだわりたい方は、業者と相談しながら検討すると良いでしょう。

サイズが限られる

オリジナルのステンドグラスは1枚もので制作できるサイズが限られており、基本的に200cm×100cmを超えるデザインが難しいとされています。それ以上のサイズを制作するとなると、費用が割高になる可能性に注意が必要です。ステンドグラスを広範囲に設置したい場合は、1枚ものではなく、分割したデザインのガラスを並べることになります。

設置・修理には専門的な技術が必要

手作りのステンドグラスは繊細に扱う必要があるため、設置・修理には専門的な技術が求められます。そのため、依頼する業者を探すのに手間がかかるという点がデメリットに感じる方もいるでしょう。

昼と夜で変わる見え方

ステンドグラスは、ガラスの向こう側が明るい場合に色がきれいに見えるという特徴があります。そのため、昼と夜とでは見え方が異なるので、設置場所は慎重に検討する必要があるのです。

たとえば、外が暗い夜に明るい部屋のステンドグラスを室内から鑑賞しようとしても、外から光が入ってこないのでステンドグラスの魅力を味わうことはできません。ただ、外から見た場合は、室内からの光が差し込んでステンドグラスが華やかに映ります。

ステンドグラスをどう見せたいのかによっても適した設置場所が異なるので、ステンドグラスの見え方に詳しい業者と相談しながら検討すると良いでしょう。

ステンドグラスがマッチする場所

ステンドグラスがマッチする場所としては、朝の光を楽しみたいなら東側、日中に家で過ごすことが多い場合は南側、夕方にステンドグラスを堪能するなら西側の窓がおすすめです。方角によっても変わってきますが、玄関やリビング、階段の踊り場の窓が適してきます。

そのほかにステンドグラスが採用されやすい場所としては、欄間や室内の窓部分があげられます。

一方でステンドグラスの設置場所として避けたいのは、日の光が当たりにくい北側です。また、水回りもステンドグラス内部の鉛が劣化してしまうので、ステンドグラスの設置場所には向いていません。

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